みなさんの中には、なかなか気分が晴れず、何事もネガティブに考えてしまうことはありませんか?抑うつ気分や抑制症状が長引き、「眠れない」「食べられない」などのつらい状態が続けば、徐々に日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。
社会生活を営む上で、避けては通れないのが「ストレスとどう向き合うか」だと言えます。子どもから大人、お年寄りに至るまで男女問わず、「現代はストレスとの戦い」であると言えるでしょう。もちろんそれに対して個人差もありますし、対処法についてもさまざまかもしれません。
ただ、何もする気にならずに憂うつな気分が続いているのに無理をしてしまうと、精神的な不調にとどまらず、身体的な不調も引き起こしまいます。それでは、うつ病(気分障がい)になりやすい人の特徴とは一体何なのでしょうか?そして、うつ病の特徴的なサインと改善策はあるのでしょうか?
そこで今回は、うつ病のになりやすい人の特徴から、うつ病の特徴的なサインと改善策について徹底解説いたします。うつ病や躁うつ病が疑われる症状がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔うつ病になりやすい人の特徴
✔うつ病の特徴的サインとは?
✔うつ病を改善する方法
もくじ
うつ病になりやすい方の特徴は以下の通りです。
このような性格の人は、うつ病になりやすいと言われています。
例えば、人からの依頼を断れずに、たくさんの仕事を抱え込んでしまったり、柔軟に臨機応変な対応が出来なければ自分を追い込んでしまいます。その結果、ストレスを溜め込みすぎてしまい、こころのバランスを崩してしまうのです。
うつ病の原因であるストレスは、現代社会を生きる上で、縁を切ることが難しい存在でしょう。そんな環境の中でも、うまくストレスと付き合ったり解消できれば良いのですが、上記で記した性格の人は「絶対に〇〇だ」「~しなければいけない」などと、自分を追い込み、知らず知らずのうちにストレスをため込んだり生み出したりしてしまいがちです。
また負担となるストレスは、人間関係や仕事などだけではなく、一見ストレスとは関係のないようなものでも積み重なってうつ病になってしまうこともあります。
特に進学や就職、引越しなどの環境の変化は、「頑張ろう」という意識と新しい環境への「不安」が大きくなりますから、うつ病になりやすい性格の人であれば特に工夫した生活が必要です。
うつ病の症状には気持ちや気分、考え方、やる気など精神的な症状と「食欲がない」「眠れない」といった身体的な症状があります。また、うつ病になると心と身体に変化が起こります。これまでと違うなと違和感を抱けば、それはうつ病のサインかもしれません。
ここでは、うつ病の特徴的サインをご紹介いたします。ご自身はいくつ当てはまっているかチェックをしながらみていきましょう。
うつ病は周りからは気づかれにくい病気です。初期の場合は本人すら気づいていないかもしれません。うつ病は未だ、「心の病気」と捉えられており、職場や学校で周りに伝えることが難しく、悪いケースでは「気持ちが弱いだけ」と簡単に処理されてしまうこともあります。
しかし、決してそのような簡単なことではありません。早期発見、早期治療がなによりも大事なので、「自分は楽天的だからうつ病にはならない」と自己判断せず、早めに自分のこころと身体の信号に気づいてあげましょう。
うつ病の改善には、十分な休養と適切な治療が不可欠です。それに加えて、自分で実践できる改善策をご紹介いたしますね。
あなたの無理のない範囲で、取り入れられるものがあれば心掛けてみてください。
うつ病になると、食欲にムラが出ることも少なくありません。しかし、食事をとらない生活が続けば、健康にも悪影響です。特定の食品に偏ることなく、できるだけバランスの良い食生活を意識してみましょう。
これらは、あくまでも治療の補助的なものとして意識した方が良いポイントです。まずは専門医と相談し、適切な治療を優先しましょう。特に、重度のうつ状態の場合はこれらの補助的な治療だけに頼るのはとても危険です。
うつ病の治療は休養が大事なことに違いはありませんが、その他の治療と並行して行ったり、休養の取り方の専門的なアドバイスを受けることが大事です。
体の緊張をゆるめると心もリラックスする作用を利用した、さまざまなリラックス法があります。体の感覚に集中しながら瞑想する「マインドフルネス瞑想」や、心身バランスを整える、「アロマテラピー」はおすすめです。
また、のんびりと過ごすことや読書、散歩や旅行など、自分にとって心地良いストレス解消法を実践してストレスをこまめに解消すると良いでしょう。ノートに感情を書き出すと気持ちの整理がつき、ストレス解消につながることがあります。
まずは、あなたが実践しやすい方法を取り入れてみましょう。ストレスは溜め込まず、こまめに解消することが重要です。
仕事は行ける場合は上司と相談して、早朝や休日の出勤、残業をなるべく避けましょう。また仕事ができない場合は、休業し休業中に必要な知識を得ることも重要です。
労働者の権利として、診断書を提出することで、長期の病欠が認められます。そして、休職中に最も不安になるのがお金の問題ではないでしょうか?ここで紹介する制度を利用して、働けない間のお金の心配を無くし、安心して療養に専念しましょうね。
うつ病を患い働くことが出来ず、資産もなく、他に利用できる公的制度がなく、親族などから支援を受けることが出来ない場合は、生活保護の支給を受けることができます。また、生活保護を受けている間の医療費は国が負担してくれるため、安心して療養生活を送ることができます。
「うつ病になりやすい人の特徴とは?うつ病の特徴的なサインと改善策」はいかがでしたか?
うつ病は多くの場合、適切な治療により改善が可能であるとされています。ただし治療にはある程度の期間を要し、一進一退を繰り返しながらゆっくりと改善していくため、焦らずに治療を続けることが大事です。
心理カウンセングを受けて、混乱していた問題を整理してシンプルにしていくこともおすすめです。自分自身の気持ちや感情に気づくことで、今後のトラブル回避にもつながるでしょう。
また治療の継続とともに、身近な人々の協力を得て、毎日の食事や十分な睡眠、適度な運動など生活習慣を整えることも実践してみてくださいね。
あなたの人生が、より豊かな毎日になりますように😌🌷
心理カウンセライングなら『リッチデイズ』で、心豊かな毎日を送りましょう。
静岡県富士市の『ケア・サポート Rich days』
🤝自分らしくのびのびと生きる第一歩を!