突然、夫から「別れよう」「離婚してほしい」と離婚を切り出された……と、ご相談にくる女性は少なくありません。そして、その多くが突然離婚を切り出されるというパターンなのです。
もし、あたなが突然夫から、離婚を切り出されたらどうでしょうか?とてつもない不安、今後の生活、旦那への怒りや不信感が生まれるはずです。しかし、夫から離婚を切り出すには、必ず原因があります。
そこそこ円満な夫婦生活を続けていると思っていても、決して安穏としてはいられないのが近ごろの現実です。少しでも早くその予兆に気づき、行動を変えることができれば、離婚のリスクを大幅に下げることができます。
それでは、夫から離婚を切り出される妻の特徴はあるのでしょうか?そして、夫から突然の離婚宣告されないように回避する方法はあるのでしょうか?
この記事では、離婚を切り出されてしまう妻の共通点について徹底解説いたします。楽しい夫婦生活を続けるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
✔夫から離婚を切り出される妻の特徴
✔離婚を決意した夫の行動とは?
✔離婚を回避する方法
もくじ
夫から離婚を切り出される妻には共通点があります。そして実際、妻にこれらの特徴があるケースでは数多くの夫婦が離婚に至っています。
普段の自分の言動をチェックしておくことが大切です。ここでは、夫から離婚を切り出される妻の特徴をご紹介いたします。
DVは夫から妻に対して行われるケースの方が多いですが、妻から夫に対して行われるケースも少なくありません。妻からのDVに耐え続けていると身体的に傷つけられる危険があるだけでなく、精神的にも傷つけられます。
また、子どもの教育にも悪い影響を及ぼす可能性が高いです。DVを解消するには、相手に専門的な治療を受けてもらうか別れるかのどちらかしか選択肢がないことが多いため、離婚を考える人が多いでしょう。
対等な関係が築けない夫婦は、離婚するケースが多いです。例えば、なにか問題が起きたときに、いわれのない理由をつけて夫を罵ってはいないでしょうか?また、明らかに自分が悪いときに自身を正当化して「相手のせいでそのような行動をした」と主張することも良くありません。
そして、子どもや友人、親族の前で夫の悪口を言うケースもここに当てはまります。夫婦といえど人間ですから、得意なこと不得意なことがあって当然です。それをあげつらい、非難し、否定する言葉を一方的に投げつけることは、精神的な暴力であると言ってもよいでしょう。
これは、コミュニケーションとはいえません。日常生活で自然に上下関係ができてしまったような関係の夫婦ほど、どちらか一方に不満がたまりやすく、離婚に至りやすいと言えるでしょう。
夫も稼ぎが少ないことは自分自身でも分かっています。そのため、「収入が低いから生活が苦しい」などという発言は、ストレートに傷つきます。そもそも収入に不満を言っても、収入が上がるわけではありません。
収入に不満を言うのは、夫を傷つけるだけです。あなたが夫に収入を増やしてほしければ、今の夫を認めることから始めることが大切でしょう。会社員の場合、収入を上げるには昇級しかないので、そのためには夫のヤル気に火を付けなければなりません。
妻に性交渉を拒否されて、セックスレスで悩んでいる旦那も多いものです。セックスレスを解消することは可能ですが、そう簡単なことではありません。
もしあなたが、「夫がセックスを求めてくるのも、どうせ性欲を満たすためでしょ!」と、思っているのであれば、それは大きな間違いです。実は、あなたが思う以上に、夫はセックスすることで愛情を感じています。
また、夫が浮気に走るのも、セックスレスが原因であることがとても多いのです。セックスレスを解消することが難しい場合で、どうにも我慢できない場合は、離婚を考える必要性もあるでしょう。
あなたは、夫のことを後回しにして、自分のやりたいことを優先していませんか?例えば、夫は家に留守番させ、子供と2人で出かけたり、休みの日のたびに友達と遊ぶなど、自分の時間を優先するばかりで、旦那さんを蔑ろにしていると、夫婦で過ごす時間は少なくなります。
結婚したにも関わらず、夫である自分をそっちのけにされれば、「何のために結婚したんだろう?」と考えるのも無理はないでしょう。家族のために仕事を頑張っていても、奥さんが他のことばかり優先していれば、結婚した意味を考えてしまいます。
結婚した意味がないと思えば、自然と離婚したい気持ちが固まります。
妻の束縛が激しいために、離婚を考える男性は少なくありません。あなたは夫に、どこで誰と何をしていたのか毎日聞いたり、プライバシーを守らず、夫の携帯を開き、勝手にチェックしたりしていませんか?
このような激しい束縛をされても、基本的に夫は我慢して従ってしまいます。しかし束縛が続けば、一緒にいるのに耐えきれず、離婚したいという気持ちが強くなります。
もし、話し合いをしているとき、夫がすぐ無言になるようであれば、あなたから責められていると感じている証拠です。一度心を閉ざしてしまうと、コミュニケーションを取り合うことが困難になるでしょう。
結婚した後も何かと実家の両親を頼り、依存している妻も意外に多くいます。義両親が子育ての方針やマイホームの購入についてまで口を出してくるようになると、自分たち夫婦と子どもだけで暮らしていきたいという夢が叶わなくなるおそれもあります。
結婚したのなら、夫婦で協力して家庭を築いていくべきものです。もちろん、親族同士の仲が良いことは悪いことではありません。しかし、自分の親族ばかりを優先していると、夫をないがしろにしてしまう結果になるのです。
近年では、共働きの夫婦が増えており、家事や子育てを協力して行う家庭が増えています。しかし、どこまでの家事を夫がやって、どこまでの家事を妻がやるべきか、この線引きが上手くいかず、イライラを募らせてしまう夫が増えているのです。
特に、嫁が専業主婦なのに家事や子育てをほとんどしない場合は、夫婦でいる意味がないといっても過言ではないでしょう。家庭生活において夫の負担ばかりが大きく、妻と一緒にいるメリットが感じられない場合は、離婚を考えてしまうのです。
夫が離婚を望んでいる場合、どのような行動をとるのでしょうか?
夫の行動から気持ちを理解できれば、離婚を回避できる可能性があります。一緒に考えながらみていきましょう。
相手が離婚したいと考えると、こちらとのコミュニケーションがぎこちなくなります。相手は離婚したいと望んでいるのですから、もはやこちらとは関わり合いを持ちたくないと考えているからです。また、夫婦仲が悪い方が離婚しやすいことは当然ですし、こちらと距離をとることによって離婚の方向で話を進めやすくなると考えています。
例えば、朝起きたときや出かけるとき、帰ってきたときの挨拶もなくなりますし、食事の時にもほとんど話をしなくなります。食事を一緒にとらなくなることもあります。最低限の言葉を交わすときにも、目も合わさなくなることも多いです。
このようなことを考えながら接触するので、態度が不自然になってコミュニケーションに影響を及ぼすのです。
夫が離婚を考え始めたら、家に帰ってくる時間が減ります。「仕事が最近忙しい」「残業がある」などと言って夜中まで帰ってこなくなったり、友人や会社の人と飲み会や食事会があると言って外出したりする機会が増えます。休日にも出勤したり一人で出かけたりして、家にいる時間を減らします。
これは、相手が離婚を望んでいるので、なるべくこちらと関わりたくないと思っていることが原因です。また家に帰ってくるのが遅くなるだけではなく、帰ってこないことが増えると、離婚を決意している証拠でしょう。
夫が離婚を望んでいるサインとしては、スマホを離さなくなるという行動があります。これは、夫が不倫しているときによく見られる行動です。
不倫しているとき、ほとんどのケースで携帯やスマホによって不倫相手と連絡を取ります。そこで、これらを妻に見られると大変な事になると考えて、携帯を肌身離さず持ち歩くようになります。離婚を決意した夫は、慎重に事を進めようとするのです。
お風呂に入るときにまでスマホを持っていく人も珍しくありませんし、ちょっとした用事などと言ってスマホを持って家を出て、外で不倫相手と話をしているというケースもあります。
離婚を考え始めたら、妻に対してお金を渡さなくなることが多いです。生活費を全くくれないといったケースだけでなく、十分でない金額しか生活費をくれないといったケースもあります。
これは、離婚する相手に対してお金を渡すのがばからしいと考えていることが原因です。給与明細を隠したり、知らない間に給与振込口座を2つ作ることもあるでしょう。夫が突然、「俺の稼いだお金なんだから、俺が自由に使いたい」などと言い出したら要注意です。
これまでは優しく接してくれていた夫が、急に怒りやすくなって些細なことで怒るようになったら要注意です。ずっと我慢して妻に言えなかった不満が蓄積し、爆発寸前なのかも知れません。
また、これまでは愛情があったからこそ耐えられたことが、何かをキッカケに夫の境界線を越えてしまい、感情をコントロールできない状態にまで怒りが達しているのかもしれません。
どうして怒っているのか、根本的な理由を夫も理解できていないことがあるので、冷静に話合う機会を作ることが必要です。もしかすると、離婚を考えるほど夫は深く悩み、苦しんでいる可能性もあります。夫の行動から、離婚回避の道を探ってみてくださいね。
ここでは、離婚回避を回避するためのポイントをご紹介いたします。
「夫から離婚を告げられたらどうしよう…」と、不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
夫が感情的になって離婚を要求してきた場合、妻は冷静な対応を心がけます。夫に不倫しているなどの問題がある場合でも、離婚を回避したいのであれば、一方的に責め立てるのではなく、相手の言い分にも耳を傾けるようにします。
そして、夫婦関係修復の過程でも、感情的に繰り返し責めるようなことは控えます。夫婦関係が悪化したことについて自分に問題がある場合には、それについてしっかりと謝罪し、問題を改善する約束をして、実際に改善の努力をしている姿勢を見せることが大切です。
離婚を回避したいなら、結婚生活を続けるメリットを示すことが重要です。例えば、未成年の子どもがいる場合、離婚すると父と母どちらか1人が親権者になり、親権者とならない親は、基本的に子どもとは暮らさないケースがほとんどです。
また、離婚すると別々に生活することになりますので、双方の家事の負担が増えたり、家計が苦しくなる可能性があります。さらに、婚姻中に購入した住宅があれば、その処理をどうするかについても話し合わなければなりません。
このように、離婚の際に具体的に問題になる事柄について説明し、結婚生活を続けた方がメリットがあることを説明することで、離婚回避につながることがあります。
離婚の危機にいたる夫婦は、コミュニケーションがなくなっていたり少なくなっていたりすることが多いです。その状態だと、離婚回避は困難ですし、今回回避できてもまた新たな危機が訪れてしまいます。
そこで、離婚を回避したいなら、夫婦とのコミュニケーションを増やす必要があります。例えば、二人きりの時間を設けたり、共通の趣味を見つけることもいいでしょう。
あまりに関係がギクシャクして、夫婦間でコミュニケーションをとることが難しい場合は、夫婦カウンセリングを受けることもおすすめです。妻と夫の間にピンッと張りつめた緊張の糸をゆるめて、夫婦関係を修復していく糸口を見つけていきます。
「夫から離婚を切り出された!夫から離婚を切り出される妻の8つの特徴と対処法」はいかがでしたか?
夫が離婚を決断してからでは、離婚を回避することは難しくなります。離婚を「考えている」段階であれば、あなたの行動次第で、夫婦関係を修復できる可能性はあるでしょう。
夫婦仲がうまくいかなくなると、「もうこのままでいいいや…」と諦めてしまうでしょうが、夫婦仲が修復するかどうかはあなた次第です。あなたがパートナーとの関係に向き合うほど、夫婦仲は良くなります。
「一人だと夫婦関係の修復が難しい」「色々試してみたけど、修復がうまくいかない」「修復の過程でやってはいけないことをしてしまった」とお悩みの方は、一度心理カウンセリングを受けてみてください。あなたのお気持ちに寄り添い、じっくりとお話をお聴きいたします。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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