「家に帰りたくない……」そう思ったことはありませんか?癒しの場所であるはずの我が家ですが、家に帰りたくないと感じる夫が少なからずいるそうです。もし、その原因が妻にあるとすれば、夫婦関係を考え直さなければいけません。
「亭主元気で留守がいい」と言われることもありますが、仕事が終わっても家に帰りたくない、同僚と飲むわけでもなく、一人でネットカフェ等で時間をつぶして、家族が寝静まった後でないと家に帰れない。これでは精神的・肉体的にも苦しいですし、離婚の原因にもつながります。
そこで今回は、家に帰りたくないと感じる心理や原因、対処法について徹底解説いたします。どんな妻が夫を帰宅拒否症にさせるのか、一緒に考えながら見ていきましょう。
✔家に帰りたくないと感じる原因や心理とは?
✔夫を「帰宅拒否」にさせる妻の5つの特徴
✔「帰宅拒否」は夫婦関係を見直すベストタイミング!
もくじ
仕事で疲れているのに、なぜ夫は我が家に帰らないのでしょうか?その背景には、愛する妻と子どもが待つ「最大の癒やしの場」であるはずの我が家が、居心地の悪い空間になってしまっているという実情があるようです。
よくあるご相談の例を挙げると…
など、妻にとっては「夫婦のコミュニケーション」だと思い、あるいはよかれと思ってやっていることが、夫にとっては大きな負担となっています。仕事から疲れて帰ってきても、妻の顔色を窺わなければいけない。家事や育児を押し付けられているように感じてしまえば、癒やしの場どころか、いたくない場所になって当然でしょう。
それでは、どんな妻が夫を帰宅拒否症にさせるのでしょうか?夫に「家に帰りたくない」と思わせる妻の5つの特徴を見てみましょう。夫の帰りが遅いと悩んでいる妻は、ご自身の発言・行動を考えながらチェックしてみてくださいね。
夫の行動をすべて管理し、いちいち指示をして、自分の思い通りにしないと気が済まない妻は要注意です。このようなタイプは、真面目で完璧主義者な方にありがちで、食事、服装、お小遣いの使い道、休日の過ごし方まで、日常のさまざまな行動も含めたすべてを妻が管理したがります。
その結果、夫は家庭での自由がなくなり、家に帰ることが苦痛になってしまうのです。また「家事育児を手伝って」「誰々さんの夫は~」というように、聞きたくない愚痴を聞かされる家には帰りたくなくなります。
妻が最低限の掃除・片付けをしていない。玄関は靴がグチャグチャ散らかっている。トイレが臭くて汚れている。洗濯物はしわだらけでソファの上に放置。夕食はスーパーの惣菜オンパレードでは、夫も家に帰りたくないと感じます。
もちろん家事を完璧にこなすのは大変ですし、妻に家事をすべて任せる夫にも問題はあるでしょう。小さなお子さんのいる家庭であれば尚更です。しかし、注意されても苦手意識を克服しようとしなければ、夫はその家に「帰りたくない」と考えるようになります。
夫からすると、「家賃、ローンは俺が払っているのに、トホホ……」という叫びが聞こえてきそうです。
夫に対して、ねちねちと嫌味を言っていませんか?相手の欠点や弱点を意地悪く遠まわしに非難する行為は、夫に強いストレスを与えていることに気付きましょう。
例えば、すでに解決した過去の小さな夫婦喧嘩を、機嫌が悪いときに蒸し返していませんか?あるいは「どんな家庭で育ったの?」など、相手の家族を小馬鹿にする発言も許さることではありません。
言った本人は軽い気持ちだったかもしれませんが、言われたほうのダメージは意外と深刻です。いずれにしても、過去の過ちを蒸し返すのは建設的な行動とは言えません。
妻と子供の密着度が高く、夫がその中に入ることができないような状態も、夫は居心地の悪さを感じてしまいます。特に母親が父親の悪口を子どもに言っているような場合、子どもが母親といっしょになって、父親をばかにしたり否定したりするため、正当な父子関係を築くことができません。
夫と子どもとの関わりが薄くなると、ますます家庭で孤立してしまうという現象が生まれます。家に帰ってきたとしても対応が冷めたものなら、「自分は家に居なくても良いのではないか」といった考えになり、帰りづらくなってしまうでしょう。
前項とは逆に、夫に何かをしてもらうことばかりを考えている「依存しすぎ」な妻もまた要注意です。一人で何も決められなかったり、相手にすべてやってもらったりという傾向の妻の場合、夫が何もかも一人で処理・決断しなければなりません。
最初は責任感を持ってやってくれるものの、次第に孤独感が増し、さらにさまざまな負担がプレッシャーとなり、家庭から逃げ出したくなってしまいます。最後には「めんどくさい!それくらい自分でやれよ!」というはねつけたような態度になり、夫婦関係は険悪なものになるでしょう。
夫を「帰宅拒否」にさせる妻の5つの特徴をご紹介いたしましたが、あなたはいくつ当てはまっていましたか?3つ以上当てはまる方は、夫を帰宅拒否症にしてしまう可能性があるかもしれません。
夫にもプライドがあります。知らず知らずのうちに、夫プライドを崩していると夫の愛はいつの日か消え去ります。基本的に、帰宅拒否になってしまうのは夫婦間の考え方がすれ違っていたり、コミュニケーションの不和の問題が多いでしょう。
夫婦は生まれも育ちも違う他人です。夫はあなたの思い通りに動くロボットではありません。お互いの考えや気持ちを尊重し合わないと、心の拠り所にすることができなくなってしまいます。
しかし、妻だけに問題があると思っている場合、その考え方にも問題があります。人は毎日顔を合わせていると行動体型や言葉が似てくるといわれています。夫の皆さんも、妻が自分にとって悪い影響を与えると思って逃げているとしたら、あなた自身の行動・発言も見直す必要があります。
夫を「帰宅拒否」にさせる妻の特徴をみて、あなたも当てはまる部分があるのではないでしょうか?例えば、「上記5項目のうち、3個は俺にもあてはまる!」そんな謙虚な気持ちが揺れ動いた時こそ、夫婦関係を見直すベストタイミングです!
帰宅拒否のサラリーマン「おひとリーマン」は気楽と孤独、紙一重でしょう。これを定年まで続けると、我が家は妻だけの住処となります。夫婦ラブラブに戻ることはありません。「年を取ったら寛容になれるだろう」と、甘い考えはやめましょうね。熟年離婚のリスクも高まります。
このような最悪な末路を回避したいなら、夫も妻のせいにするだけでなく、「家に帰らない俺も悪い」と意識を変えてみてください。そして「夫が家にいつかない」と感じ始めた妻の皆さんは、まずは「帰りたくない理由」を夫に聞いてみましょう。家庭によって意外な理由が潜んでいます。
また夫に理由を聞くときは、鬼の形相ではなく、優しい目線、優しい声でお願いします。全国の夫が望むたった一つのこと、それは「妻の笑顔」です。あなたの笑顔が好きで、家族になりたいと思ったはずですよ。
「家に帰りたくない夫が急増!家にいるとストレスが溜まる原因と対処法」はいかがでしたか?
家に帰りたくない夫が急増している背景には、妻からのプレッシャーや家に居場所がないと感じてしまうことが原因と言われています。
家族がいても、夫の事を邪険にしていては、家に帰りたくないと感じます。「おかえりなさいお父さん」と笑顔で迎えてあげられるような、そんな温かい家庭こそが、夫の求める帰りたい家です。
夫が「帰宅恐怖症」の疑いがある場合は、普段から感謝の気持ちを伝えたり、家に居場所を作ったりして症状を改善する工夫が必要でしょう。家族が笑顔で迎えてくれる、それだけで仕事の疲れも吹き飛びます。
夫婦で改善に向けて話し合い、努力したにも関わらず関係修復が難しくなった場合は、夫婦カウンセリングを受けることをおすすめします!夫婦間で解決できない問題も、カウンセラーを通すことで解決の糸口が見つかるかもしれません。
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