相手に対してもう好きではないと確信が持てたのなら、別れることができるかもしれません。しかし、まだ愛情がある場合は、別れることに迷いがでるので別れたいのに別れられない心理になります。可能であれば、このまま関係を続けていき、結婚を考えているケースもあります。
そして、付き合っている期間が長いと相手に対して情が湧くため、別れたいと思っても「相手を傷つけてしまうかもしれない」「この安定した関係を壊してまで別れる必要があるのか」と考えてしまうものです。
「好きだけど一緒にいると辛い……」「パートナーと別れたいけど別れられない……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
別れられない理由は人それぞれですが、「別れの切り出し方がわからない」「パートナーが怖い」などが考えられるでしょう。中には、相手から暴言を吐かれたり、暴力を振るわれても離れられない人も少なくありません。
それでは、パートナーと別れたいのに別れられない原因とは、一体何なのでしょうか?そして、依存心を断ち切って自分らしく生きる方法はあるでしょうか?
この記事では、別れたいのに別れられない負ループに陥っている人に向けて、依存心を断ち切る方法について徹底解説いたします。自分自身の気持ちを整理するきっかけとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
✔別れたいのに別れられない原因とは?
✔好きでも別れた方がいいサイン
✔依存心を断ち切って自分らしく生きる方法
もくじ
「別れたいけど別れられない」というのは矛盾しているように感じますが、多くの人が抱えているお悩みです。これは、別れることによってデメリットを感じてしまう部分が少しでもあると、人は躊躇するようになります。
ここからは、よくある原因についてご紹介いたします。自分の気持ちと向き合いながら考えていきましょう。
パートナーと過ごしてきた日々は、あなたにとってかけがえのない時間だったはずです。そして、良好な関係を築くために、あなたなりに努力してきたこともあるでしょう。人は、努力してきたという気持ちがあればあるほど、別れることでそれを無駄にしてしまうように感じます。
もし、あなたが適当な付き合い方をしてきたのなら、別れたくなったらすぐにそうするかもしれません。しかし、これまでに様々な出来事があり、この中で頑張ってきた自分もいるはずです。
このような状態の中で別れてしまったら、「今までの努力が無駄になる…」という思いが生まれます。その感情が、別れたいのに別れられない心理になるのでしょう。また別れようとすると、過去の自分の姿が心に浮かんできて、やりきれない思いになってしまうケースもあります。
相手に対してもう好きではないと確信が持てたのなら、別れることができるかもしれません。しかし、まだ愛情がある場合は、別れることに迷いがでるので別れたいのに別れられない心理になります。可能であれば、このまま関係を続けていき、結婚を考えているケースもあります。
そして、付き合っている期間が長いと相手に対して情が湧くため、別れたいと思っても「相手を傷つけてしまうかもしれない」「この安定した関係を壊してまで別れる必要があるのか」と考えてしまうものです。
さらに「自分がいなくなったらこの人は大丈夫だろうか」「相当落ち込むのではないか」と相手の気持ちを想像してしまい、別れることをためらってしまう人もいるかもしれません。このような場合、「情にほだされる」ことと「愛情」を履き違えている可能性もあるでしょう。
単純に、「ひとりになりたくない」「寂しい思いはしたくない」という気持ちから、別れることをためらうケースもあります。男女問わず寂しがり屋な人ほど、ひとりになることに恐怖心を抱きます。
恋人がいる生活に慣れていたり、一人行動が手だったりすると「ひとりになるのが怖い」「ひとりは耐えられない」と思ってしまいがちです。そんな不安感から、「それなら一緒にいたほうがマシかもしれない」と別れに踏み切れないこともあります。
恋人に対して愛情はないのに別れを切り出せないのは、別れたい気持ちよりも「寂しくなりたくない」という気持ちの方がまさっているから、ともいえそうです。
長く付き合えば付き合うほど、別れるときは理由が必要です。お互いに話し合う必要もありますし、嫌な気持ちになるでしょう。そういう面倒なことを避けて通る癖のある人は、もう気持ちが冷めていても自分からわざわざ「別れたい」とは言いません。
「付き合っていても特に害がないのだからまあいいか」と、惰性で付き合いを続けます。また職場内恋愛だったり、グループ内で付き合った場合、別れた後のことを考えてしまいます。周りのことを考えて、なかなか言い出せないこともあるかもしれません。
ここからは、好きだけど別れた方がいいサインについてご紹介いたします。
これらに当てはまるカップルは、もしかしたら別れた方がいいかもしれません。パートナーと別れるべきか判断に迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。
お互いに依存し合っているカップルは、好き同士でも別れた方がいいかもしれません。もちろん、依存が全てが悪いというわけではありませんが、以下の例に当てはまる場合は注意が必要です。
など、お互いの存在がプラスにならない依存関係は、残念ですが離れた方が幸せになれるかもしれません。どんなカップルも多少の依存はあります。それでも、相手の存在をプラスの活力に変えて、お互いに足りない部分を補い合うような関係は長続きします。
価値観が合わなくても、お互いを理解し合うことでうまくいくカップルは多いです。しかし、金銭感覚が合わないカップルは難しいかもしれません。例えば、「お金使いが荒く借金をする」「貯金を全くしない」など、生活面での不安を感じる場合は要注意です。
また気になるだけならいいのですが、一緒に食事をするときや、デートに行くとき、旅行に行くときに気持ちのすれ違いが起き、揉めてしまう可能性も非常に高いです。長い目で見て、結婚を考えた時も金銭感覚の違いはネックになってきます。
相手のことが好きだけど、浮気をしてしまったり、されてしまったりするカップルも別れた方がいいでしょう。浮気は信頼関係を一瞬で0にし、相手に深い傷を与えてしまいます。
たとえ一度は許してくれたとしても、浮気癖がある人は浮気を何度も繰り返してしまうものです。そのような人といても、不安感だけが大きくなり傷も深くなります。お互いの幸せを考えたら離れた方がいいかもしれません。
パートナーからDVをされても、好きだから別れられないという人もたくさんいるでしょう。これには、「彼氏からのDVを愛情表現と感じてしまう」「相手見捨てることや自分が一人になることが耐えられない」という心理があります。
しかし、どんなにあなたがパートバーの暴力や暴言に耐えても、DVをする人が勝手に更生することはまずありません。第一に、DV彼氏は変わってくれないということを理解しましょう。
またDV行為をさせてしまうのは自分に原因があると考えてしまう人も多いです。しかし、どんな理由があろうとも、殴ったり蹴ったり傷付くようなことを言ったりすることは決して許されることではありません。このような場合は、すぐに別れたほうがいいでしょう。
恋愛に夢中になりすぎると、つい自分のことがおざなりになりがちです。もしかすると、あなたは周囲から「自分を大切にしなさい」と言われた経験があるのではないでしょうか?
特に依存心の強い人は、「自分を大切にしたいのに、なぜかいつも他人に流されてしまう」という傾向があります。相手に依存しているとそのような習慣がついてしまうので、なかなか切り替えられないのです。
本当の意味で恋愛を楽しみたいなら、対等な関係を築くことを意識しましょう。パートナーだろうと、親子だろうと、年齢や性別に関係なく人はみな対等な関係であるはずです。「愛」とは、どちらか一方が背負うものでも頑張るものではありません。自分を大切にできる恋愛を楽しみましょうね!
「別れたいのに別れられない原因とは?依存心を断ち切って自分らしく生きる方法」はいかがでしたか?
別れたいけど別れたくないことは、パートナーへの依存が原因であることがほとんどです。しかし、その一回の別れによって依存から解放され、新たな自分自身と出会えるかもしれません。
まずは、勇気を出して別れの決断をしてみましょう。別れてお互いに必要と感じたら、また付き合う選択もできます。別れたいけど別れたくないからと言って交際し続けることによって負の感情になってしまうのはお互いにとって良くありません。一度きっぱりと別れて判断してみましょう。
別れたいけど別れられない、パートナーへの依存心で悩んでいる人は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。あなたらしく生きる方法を一緒に考えていきましょうね。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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