あなたはつい人の欠点を探してしまったり、パートナーの嫌なところばかり目につくようになってきませんか?
一度、人の欠点を見つけると、相手が嫌いなってさらに欠点が目についてイライラする悪循環になります。そして、相手の悪いところばかり目がいくと段々イライラしてきて、ちょっとしたキッカケで喧嘩になることもあるでしょう。
それでは、相手の嫌ところばかりに目がつくのはなぜなのでしょうか?そして、相手の嫌なところばかり気になる性格を克服する方法はあるのでしょうか?
この記事では、相手の嫌なところばかりが目につく時の対処法について徹底解説いたします。パートナーと良好な関係が築きたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔相手の悪いところばかり気になる人の特徴
✔相手の悪いところが目につく原因
✔相手の嫌なところが目につく時の対処法
もくじ
「つい相手の悪いところばかり気になってしまう……」そんな悩みを抱えている人は少なくありません。
大抵の場合、親身になってくれている人から「悪いとこじゃなくて、良いところを探そうよ」と言われると思います。しかし、そう言われても欠点ばかり気になって、不満を感じることもあるでしょう。
ここでは、相手の嫌なところにばかり目がつく人の特徴についてご紹介いたします。あなたは、いくつ当てはまっているでしょうか?チェックしてみてくださいね。
相手に完璧を求めてしまうと、欠点が気になるようになります。例えば、「この間は○○してくれたのに」とか、「その考えは違う」などというように、相手の考えや価値観を決めつけて、完璧を求めてしまうようになるのです。
決めつけが強くなると、相手の行動一つ一つに違和感を覚えてしまい、欠点ばかりに目がいくようになります。自分と相手は違う人間であって、考え方や価値観を尊重しなければ良好な関係を築くことは難しいでしょう。
人は、誰でも自分の気持ちをそのままにしておくことはせず、動機付けしようとする傾向にあります。例えば、恋人がお礼を言ってくれなかった時、一緒にいて楽しくないと相手のせいにしがちです。
もちろん、毎回お礼の言葉がないというのは気になりますし、当然のことですが、だから一緒にいてつまらないと決めているのは自分自身です。そのため、「そもそも彼とは価値観が合わないのかも」と決めつけて、別れを選択してしまうパターンも少なくありません。
欠点が気になり出すと、「どうして直してくれないの?」と相手を責めたり、あるいは「相手のことを許してあげられたらいいのに……」といったように悩んでしまう人も多いです。相手のことを許してあげたいのになかなかできないという人は、自分のことも許せない人が多い傾向にあります。
自分の弱さや欠点を認めていない人、わかってはいるけど認めたくない人など、自分自身にも厳しい人は、他人に対しても欠点に厳しくなってしまうのです。自分の弱さや欠点を認め、受け入れることができれば、他人に対しても受け入れて許せるようになります。
「人の悪いところが目についてイライラしてしまう」のは、実は「イライラしているから人の悪いところが目につく」という場合がほとんどです。そのイライラは何が原因かというと、自己肯定ができないコンプレックスからきていると言えます。
この場合、「自分の価値」を見失っているときで、自分自身の存在に疑問を感じてしまっているケースが多いです。不安感や劣等感に襲われているときは、他人のマイナス面を探してマウントを取らないと相手と対等でいられないと感じます。
人間にとって、安心できるお付き合いというのは「対等であること」です。そのため、自分の価値と相手の価値を対等なものにしようとする心理が働くのです。つまり、自己肯定がしっかりできているときは、相手にも同等の価値をつけようとして良いところに目が向きます。
逆に、自己評価が低いときは、相手を自分と同等な価値に引きずり下ろそうとして、悪いところが目につくようになってしまっています。意味不明なイライラ感は、心が弱っている証拠なのです。心にゆとりがあれば、短所に気づいてもイライラする必要がなくなります。
それでは、相手の欠点が目につく時にはどのようにしたら良いのでしょうか?
ここでは、相手の嫌なところが目につく時の対処法をご紹介いたします。不満を乗り越え、お互いが満足できるようになれたらこれまでよりも良好な関係を築けます。
相手に自分に考えや完璧を求めるのならば、自分自身には非の打ち所がないということでしょうか? 決してそんな人はいないですよね。自分の考え方や行動を棚に上げて、相手に完璧を求めているのであれば、それは相手を見下している証拠です。
「自分に相応しいのはこんな男性」と考えているうちは、欠点ばかりに目が行ってしまいます。相手に求めてばかりいないで、自分の行動も振り返ってみてくださいね。
家族ですら考え方や価値観は違います。当然、違う家庭で育った相手であれば、100%あなたと同じ価値観なわけがありません。自分とは価値観が違うと反射的に否定したくもなりますが「そういう考えもあるのね」「私とは違うけど、そのやり方もあるんだ」と、相手の意見を受け入れる姿勢も大切です。
相手もあなたに受け入れられてる感覚があれば、もう少し丁寧に自分の考えを説明してくれるでしょう。もちろん相手の全てを受けれる必要はありませんが、お互いの理解を深め合う努力はしてみてくださいね。
相手に直して欲しいところを指摘する時は、ソフトな伝え方をする方が素直に受け入れてもらえるでしょう。例えば、「気持ちは嬉しいんだけど…。でも、今度はこうしてもらえると嬉しいなぁ」などと、どうして欲しいかをセットで伝えると良いです。
たとえあなたが正しく、相手に非があるとしても、頭ごなしに注意するのは禁物です。人間関係は、正しい・間違いだけでは解決できないこともあります。頭ごなしに注意すると、相手は「お前は何様なんだ!」「上司じゃあるまいし…」と、不満に思い受け入れてくれないかもしれません。
嫌なところがあったら、イライラをためずに最初の内にさらっと指摘して直してもらうのもおすすめです。感じていることは言葉にして伝えて、お互いに成長できる関係を目指していきましょうね。
相手の欠点が目につく人は、ご自身の心が弱っていないか、自分のコンプレックスのせいではないか考えてみましょう。また、親しい相手と一緒にいる時間が当たり前になると、相手を思いやる気持ちが薄れて欠点が気になりはじめてしまうものです。
「相手にしてもらったこと」に感謝し、相手の良い面を探してみましょう。そして、無理に嫌いな人を好きになる必要もありません。あなたが一緒にいたいと思う人との時間を大切にしてくださいね。
もし、あなたが「自分一人で解決することが難しい…」と思った時は、一人で抱え込まずご相談ください。カウンセングを通して、ご自身のお気持ちを整理していきましょう。あなたの気持ちに寄り添いながら、パートナーと良好な関係を築くためのお力になります。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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