「過去の恋愛を引きずって、新しい恋愛に踏み出せない…」と感じた経験のある人は多いのではないでしょうか?実際、カウンセリングにお越しいただく方の中には、恋愛でのお悩み相談も増えています。
いつまでも、過去の恋愛の思い出にしがみついていると、ネガティブな気持ちで苦しくなります。その苦しさは、あなたにとって相手がとても大事な人で、とても好きだったからでしょう。
それでは、過去の恋愛を引きずる心理とは、一体どのようなものなのでしょうか?そして、過去の恋愛を乗り越えて、新しい恋愛をするための方法はあるのでしょうか?
この記事では、過去の恋愛を引きずる人の特徴から、気持ちを切り替える方法について徹底解説いたします。自分と向き合い、前に進むヒントにしてくださいね。
この婚活ブログで学べること
✔過去の恋愛を引きずる心理とは?
✔過去の恋愛を引きずる人の特徴6選
✔過去の恋愛を乗り越えて前に進む方法
過去の恋愛を引きずる心理とは?過去の恋愛を引きずる人の特徴と気持ちを切り替える方法
それではさっそく、人はなぜ過去の恋愛を引きずってしまうのでしょうか?
ここでは、過去の恋愛を引きずる心理についてご紹介いたします。どれか1つに当てはまることもあれば、複数に該当することもあるでしょう。自分の心に問いかけながら考えてみてくださいね。
1.偽りの自分だった
自分を偽って恋愛をしていれば、どんな結果でも後悔します。それでは、偽りの自分とはどのようなことを指すのでしょうか?例をいくつか挙げてみましょう。
- 相手に良く見られたくて、自分を演じていた
- 相手に合わせて行動していた
- 相手に意見ばかりを尊重して、本音が言えなかった
など、「もっとこうしておけばよかった…」という気持ちは、いざ別れた後に「後悔」としてあなたに襲ってきます。このように、自分を偽って付き合うと、自分よりも相手ありきで行動してしまうのです。
そして、相手ありきで行動するほど、自分の気持ちを大切にできていないので、うまくいかないと後悔しやすいのです。
2.とても好きな人だったから
忘れられない理由は、あなたにとって相手がとても大事な人であり、とても好きな人だったからでしょう。好きな人じゃなければ、どこかで割り切ることもできます。
また、相手への思いだけではなく、共に過ごすときの幸せで笑顔あふれる自分自身さえも好きになるような大恋愛であったなら、より一層かけがえのない記憶として心の奥底に残り続けるでしょう。
恋愛は、自分の心の一部を相手に渡すことだといいます。そのため、全身全霊をかけて愛した人ほど、終わりを迎えたら心に深く傷を負うもの。あなたが好きな人を忘れられないのは、それだけ真剣に恋愛をしたからです。決して、悪いことでも、後ろめたいことでもありません。
3.自分に自信がない
過去の恋愛に後悔しても、自信があれば気持ちを消化して前に進めます。しかし、自分に自信が持てていない時ほど、いつまでも過去のことを持ち出してしまうのです。
そして、自信をなくしたままだと次の恋愛になかなか踏み出すことが出来ません。また、付き合っている時は上手くいっていたと考えるほど、失恋した時はギャップで苦しんでしまいます。
ひどい別れ方をすれば自分の欠点がはっきり見えてしまいますし、今までずっと振られてきた人は「そもそも自分には恋愛は無理なんじゃないか…」と悲観的な気持ちになるでしょう。自分に自信がないと、いつまでも前に進むことができないのです。
過去の恋愛を引きずる人の特徴6選
次に、過去の恋愛を引きずる人の特徴をご紹介いたします。
できれば前向きに新しい恋愛に進みたい、そう思うのならこの特徴を理解しておくことが大切でしょう。ぜひ、参考にしてくださいね。
1.過去を美化しやすい
過ぎ去った恋愛は、とても美しいもののように感じる場合があります。もう二度と戻れない時間だからこそ、とても綺麗に思えるのでしょう。
しかし、本当は辛さや苦しみなどもあり、美しいものだけではなかったはずです。過去の恋愛に対して美化していると、新しい恋愛に進むのが難しくなってしまうのです。
過去を美化しやすい人は、以前のことを詳しく思い出してみてください。そうすると、過去の恋愛を綺麗なものとは思わずに、過ぎ去った過去として割り切りやすくなります。
過去の恋愛を美化しすぎると、忘れたくないと感じてこれからも自分の中で大切にしたくなってしまうのです。目の前にあるものに対しては、表面的に見るだけではなく深く見るようにすると、過去よりも今が大切だと思えてくるでしょう。
2.初めての恋・交際相手
誰でも、初めての恋の相手というのは忘れられないものです。その恋が実っていても実っていなくても、全てが新鮮で、たくさんの大切な思い出があることでしょう。
もしかすると「好き」という感情がどんなものか分からないところから、相手を好きになり、恋愛における楽しい・つらいといった感情を知り、新しい自分に出会ったというプロセス自体も忘れたくないのかもしれません。
このように、「自分にとって初めての人=好きになる幸せを教えてくれた人」のことは忘れにくい傾向にあります。自分の気持ちと向き合う時間が必要でしょう。
3.納得して別れていない
別れに対して納得をしているとしたら、過去の恋愛を引きずるケースは少ないでしょう。しかし、自分で納得できていないと思うと、色々な思いが頭の中をよぎるのです。
例えば、「あの時もっと優しくしていれば…」「謝って別れないでほしいと言いたかった」などのように、後悔をしてしまい自責の念を強く持ってしまうのでしょう。
この場合は過去の恋愛を、いつまでも引きずることになってしまうのです。自分がもっとこうだったらと、過去の自分を許せないままでいるのでしょう。
まずは、自分自身は今も過去も十分に努力をしたと、認めてあげることが必要です。これができれば別れに対しても「仕方がなかった」「別れてよかったのかもしれない」と思えるようになるでしょう。
4.思い出の品を捨てられない
思い出の品について、どうしても捨てられないタイプの人も過去の恋愛を引きずりやすいでしょう。例えば、誕生日に貰ったプレゼントや、ツーショットの写真など、二人の楽しかった思い出が蘇ってきます。
過去の恋愛を引きずっている時は、思い出の品を見ることも、辛くて付けることもできないでしょう。こういう場合は、無理に捨てずに、普段は見えない場所に置いておく方がよいですね。
5.自分にとって理想的な人だった
あなたにとって、理想の人というのはどんな人でしょうか?顔がタイプだったり、性格がタイプだったり、仕事で尊敬できる人だったり、人によって様々だと思います。
過去に好きだった人が、そんな理想の相手だった場合、そうでない恋よりも熱中しやすく、のめり込みやすいものです。そのため、別れてしまった後に新たな恋愛をしようと思っても、前の恋人と比較して、「やっぱりあの人が好き」と考えてしまうのです。
比較することで、ことあるごとに思い出してしまうため、より忘れられなくなってしまうのでしょう。
6.失恋の辛さを誰にも言えない
過去の恋愛について辛さを感じていても、これを人に言えずに溜め込んでしまう人は、結果としていつまでもその恋愛を忘れられないのです。逆に、人に話して辛さを理解してもらうことができると、心が救われたような気持ちになれるでしょう。
人に対して辛さを伝えられないタイプの人は、過去の恋愛を引きずりやすくなるので、いつまでも苦しんでしまうことになります。出来れば自分にとって信頼できる人に、過去の恋愛に対しての思いを伝えてみましょう。あるいは、守秘義務のある心理カウンセラーに相談することもおすすめです。
過去の恋愛の傷は、一人で溜め込むよりも誰かに話すことで気持ちが楽になります。しかし、中には人からの言葉が心に刺さりそうで怖いと思い、言えないタイプの人もいるかもしれません。そういう場合は、無理に全てを話す必要はありません。あなたの話せる範囲で良いのです。
第三者の意見から、自分の気持ちを整理するきっかけを見つけられるかもしれませんね。
過去の恋愛を乗り越えて前に進む方法
過去の恋愛を引きずる人の特徴を理解した上で、過去の恋愛を乗り越えて前向き進む方法を見ていきましょう。
今のあなたにできることから、一つずつチャレンジしてみくださいね。
1.自分の好みが変わることを自覚する
意外に自覚できていないのが「自分の好みが変化している」ことです。過去に恋していた頃とは、出会う人も、お金の使い方も、社会的な責任の重さも変わっているはずです。
それなのに、以前求めていたものを、今でも自分が欲しがっていると思い込んでいませんか?以前と同じ尺度で相手をジャッジしてしまうと、「自分に合った人はもういない…」と悲観したくなるケースもあります。
過去に好きだった人と、一緒に過ごす今の自分がリアルに想像できますか?もし、あなたができないなら、今の自分が欲しいものはなんなのか、改めて考え直してみるのもいいかもしれません。日々成長している中、今のあなたに必要な相手を見つけていきましょうね。
2.新しい恋をする
色々な方法を試してみても、どうしても忘れられないことってありますよね。そんなときは、思い切って新しい恋を始めてみてはいかがでしょうか?
もしかすると、「この人以上好きになれる人は現れない」と思い、新しい恋に対して勝手に心を閉ざしているのかもしれません。元恋人が運命の相手じゃなかった場合、必ずその人を超える相手に出会えるはずです。
例えば、「友達に紹介してもらう」「合コンに行く」など、自分から出会いを求めることが未練を断ち切る方法です。新しい恋を待つだけでなく、行動に移すことで色々な人に出会う機会がたくさん増えます。
もしそこでいい人に巡り会えたなら、過去の恋愛を思い出すことはなくなりますよね。完全に忘れられなくても、その人との思い出で塗り替えられていきます。
3.全て吐き出す
過去の恋愛をを引きずる人が行うべき行動は、全て吐き出すということが大切です。同上でもお伝えした通り、失恋をした人がそのことを引きずってしまうのは、失恋のショックを自分の中に溜め込んでいることが原因という場合もあります。
人は誰かに胸のうちを話すだけで、心が軽くなるものです。親しい友人や家族に話を聞いてもらったり、カウンセングを受けてみることもいいでしょう。あなたの思っていることを全部ぶちまければ、気持ちもスッキリします。
そうすれば、心が軽くなり、失恋したショックも少しは和らぎます。そのため、とにかく誰かに全部話してしまいましょう。「過去は過去だ」と割り切って、次の恋愛に進めるような思考へと変わっていくはずです。
まとめ
「過去の恋愛を引きずる心理とは?過去の恋愛を引きずる人の特徴と気持ちを切り替える方法」はいかがでしたか?
いつまでも過去の恋愛を引きずることは辛いでしょう。心から愛した人ほど、なかなか忘れられないものです。
しかし、いつまでも過去の恋愛を引きずっても、幸せな未来は訪れません。新しい恋愛にも進めませんし、毎日を楽しめない日々が続いてしまうからです。
過去の恋愛を引きずっている人は、できるだけ早くその状態から脱することが大切となります。親しい人には相談しづらい悩みは、カウンセリングを受けて気持ちを整理してみましょう。
リッチデイズでは、婚活カウンセラーの資格を持つ経験豊富なプロが、あなたの恋愛のお悩みに寄り添います。あなたの辛い現状を変える方法を一緒に考えてアドバイスいたします。今はつらい思いを抱えてしまっていたとしても、前向きに、少しずつ忘れる努力をしていきましょうね。
あなたの人生が、より豊かな毎日になりますように😌🌷
心理カウンセライングなら『リッチデイズ』で、心豊かな毎日を送りましょう。
『あなたの心に花まるを』
🌷ラーメンとスイーツをこよなく愛しています。
🌷二児のお母さんです。子どもと共に日々成長しています!
🌷「考え方の癖」や「悩みの根本原因」を紐解きながら、心豊かな日々を送りましょうね。
静岡県富士市の『ケア・サポート Rich days』
🤝自分らしくのびのびと生きる第一歩を!