「私より、あの人のほうが可愛い」「みんな、偉いなぁ。なんてダメな人間」と感じたことはありませんか?
あるいは、恋人が自分以外の魅力的な人と話していたり笑い合っている姿をみると、ついつい嫉妬心を感じてしまう人も多いはずです。人間であれば誰しも一度は、嫉妬や自己嫌悪に陥るものです。どちらも苦しいもので、引きずってもいいことはありません。
それでは、嫉妬心とは一体どのような感情なのでしょうか?そして、嫉妬心をなくす方法はあるのでしょうか?
この記事では、嫉妬心が強い人の特徴と心理から、嫉妬心を無くす方法について徹底解説いたします。自分の感情との付き合い方は、人生において重要なスキルです。ぜひ、参考にしてくださいね。
✔嫉妬心とはどのような感情?
✔嫉妬心が強い人の特徴と心理とは?
✔嫉妬心をなくす4つの方法!
もくじ
嫉妬とは、他人が自分より優れている、恵まれていると思ったときに感じる、「そねみ」や「ねたみ」といったネガティブな感情のことです。
また、自分が好意を持っている相手の興味や関心、愛情が自分以外の人や物に向いたときに起こるねたみの感情も嫉妬です。この嫉妬は、恋愛のシーンや友達との関係で起こることが多いでしょう。
恋愛においては、付き合っている恋人に対しても、片思いの相手に対しても嫉妬心は生まれることがあります。好きな人に対しての気持ちが強い時、相手も自分のことを同じだけ思ってほしいという感情が生まれるのは自然なことだと言えます。
恋愛における嫉妬の中で特に大きな感情は、「相手の愛情を全て独占したい」という独占欲といわれます。例えば、元カノの存在など、自分の独占状態を脅かす存在がいると不安になり、それを排除したいと思うようになるのです。
嫉妬心の強い人には、共通する特徴があります。
ここでは、嫉妬心の強い人の特徴と心理について、詳しくご紹介いたします。
嫉妬は自分に自信が持てない人に起こりやすい感情です。無意識に相手の優れている部分に目が行って、自分と比較して悲しくなったり、周りの評価に落ち込むことが多いのではないでしょうか?
「やきもちを焼く」程度なら、パートナーも悪い気はしないかもしれませんが、始終相手の行動を知りたがり、挙句の果てに「なんで友達といるんだ」「仕事と私はどっちが大事か」と迫りだしたら、相手も不快な気持ちをするでしょう。
SNSやメールなどで頻繁に連絡を取りたがる人は、「嫉妬深い」人の可能性があります。なぜなら、事細かな状況を知ることで、何をしているか、誰といるのかを把握したいという思いがあるからです。
行動を把握する理由としては、「他の人と深い付き合いをしてほしくない」「自分から離れていかないかが不安」といった心理状態が考えられます。
嫉妬深い人は、自分を認めてほしいという気持ちが強く、見栄を張りやすい傾向があります。これは、「自分は相手より劣っていると認めたくない」「周囲から高く評価されたい」という承認欲求から、自分が優勢を保とうとする心理的表れと言えるでしょう。
しかし、こういう人は実は傷つきやすく、周囲から認められないことを恐れているが故に、嫉妬深くなる可能性もあります。
興味関心が恋人だけの場合、強い嫉妬心が芽生えてしまうでしょう。例えば、「彼は今何しているんだろう」「誰と会っているんだろう」と、常に相手の動向を気にしてしまいますよね?
それぞれの生活があるので、異性と関わったり忙しくて連絡が取れなかったりすることもあるはずですが、常に思いを巡らせて考えている状態が続くと、嫉妬心が生まれてしまう可能性が高いです。
上記でもお伝えしていますが、もともと「嫉妬深い」人は、プライドの高い人が多いです。そして、疑い深い慎重な人は、相手の言うことに対しても言い訳に聞こえてしまいます。
自分に本当のことを話してくれないんだと思い込んでしまい、プライドが傷つけられたと嫉妬してしまうのです。また、思い込みが激しいことが相まって、良くない想像を膨らませてしまうこともあるでしょう。
現代人に多い特徴の一つに、他人とのギャップを認められないことが原因と言えます。例えば、誰かがブランドバッグを持っていたとします。こんなとき「自分はブランド物は買えないし、持っていないから羨ましいなぁ」と感じる人は、他人とのギャップを認められていない人かもしれません。
そもそも、自分にお気に入りのものがあれば、相手がどんなに高価な物を持っていても羨ましがる必要がないはずです。しかし、SNSをひらけば、だれかの幸せそうなようすが映し出される。煌びやかな瞬間が切り取られた投稿をみて、モヤっとしたことはありませんか?
このように価値基準が他人にあると、自分には何が必要なのかわからなくなってしまい、誰かを羨んだり嫉妬したりすることが増えてしまいます。あなたの価値基準をベースに生活をしないと、いつまで経っても嫉妬心を消すことはできません。
嫉妬心の強い人の特徴や心理を理解した上で、続いては嫉妬心を無くす方法についてご紹介いたします。
嫉妬心を完全に無くすことは難しいですが、自分自身で気持ちのコントロールができるようになると、あなたらしく生きることができるようになります。ぜひ、参考にしてくださいね。
嫉妬心のような強い感情は、押し殺すのではなくポジティブな感情に変換することが重要です。マイナス感情は、抑えれば抑えるほど大きくなってしまうので、自分の感情を否定することは良くありません。
例えば、「嫉妬をしてまで必死に守りたくなるような大好きな人に出会えてよかった」と考え方を切り替えてみてください。恐れ、悲しみ、怒りの感情を「感謝」に変換してみると、ネガティブ思考に陥る余地がなくなります。
実際、あなたがこの世に生まれてきて、心から大好きな人に出会えたことは素晴らしいです。あなたが自信をもって目の前にいる相手と向き合うことで、大好きな人とより楽しい日々を過ごすことができます。
生活をしながら自分の意識を向けるべき対象を、恋愛以外のことに当てることで嫉妬心が薄まります。例えば、日常生活送りながら考えていることを洗い出して、その比率を円グラフにしてみてください。きっと、恋愛や交際関係の他にも、家族や仕事のこと、友人や趣味などを考えていることもあるでしょう。
このように可視化してみることで、恋愛がうまくいかなくても、他の要素で人生を楽しむことができると実感できるかもしれません。恋愛だけがあなたの人生を豊かにしてくれるわけではありません。視野を広げることで、見えてくることがたくさんあります。
「たまに会っている女性がすごく親しそうに見えるけど浮気してるのかも…」「毎回連絡しても反応が遅い」などと思っている場合、相手の気持ちや経験してきた背景を察しているつもりでも、本当のことは本人に聞かないと分からないものです。
例えば、「たまに会っている女性が妹だった」「毎回反応が遅いのは仕事の関係だった」などの事実があるかもしれません。事実を知らないまま、思い込みだけが大きくなって衝突するとお互いに良いことはありませんよね?背景や気持ちを知れば納得することもできるかもしれません。まずは、相手を知る努力をしてみましょう。
悩んでいる時は視野が狭くなる傾向があるため、人に相談するメリットは大きいです。気持ちがスッキリして冷静になれたり、客観的な視点を得られたりしますし、一人で悩んでいる孤独感から解放されます。
自分の中でモヤモヤしていても悩みは自然には解決しません。一時的に解消されることはあっても、また繰り返してしまう可能性があります。しかし、客観的な視点を持つことができれば、一呼吸置いて冷静になることができるでしょう。
「嫉妬心をなくす4つの方法!嫉妬心が強い人の特徴と心理とは?」はいかがでしたか?
他人に嫉妬してしまったら、自分が持っているものを思い出してみてください。自分の魅力や環境、置かれた立場などを振り返ってみるのです。
これによって、他人にはないものを持っていたり、恵まれたりしていることに気づくことができます。自分にも良いところがあると自覚できれば、感謝の気持ちが湧いてきて誰かを羨ましいなんて感じにくくなるでしょう。
また、嫉妬心を感じてしまうことに罪悪感を感じるのではなく、「なぜそう感じてしまうのか」「どうやってその感情をポジティブなモチベーションに変えるのか」を、自分自身に聞いてみるのが、嫉妬心と付き合う一番の鍵です。
それでも強い嫉妬心で苦しい時は、心理カウンセリングを受けて、気持ちを整理してみましょう。あなたのお気持ちに寄り添い、じっくりと問題解決の糸口を見つけます。
あなたの人生が、より豊かな毎日になりますように😌🌷
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