生きていれば、良いことだけではなく、悩み苦しい出来事に直面することもあるでしょう。
仕事、プライベート、人間関係など、人はあらゆる側面において悩みます。特に、仕事や私生活に大きな変化があったり、自分自身が「変わりたい」と感じる人生の節目において、悩みは訪れるものです。
悩みの渦中にいる間は苦しいものです。そこからいち早く抜け出すためには、自分で悩みを解決できる力を身につけることです。その力を身につければ、新しい問題に直面しても、自分で回避することができるようになります。
そこで今回は、自分で悩みを解決できる人の考え方と特徴について徹底解説いたします。いろいろな面で起こる悩みを解決するための考え方や、具体的な方法が知りたい方は参考にしてくださいね。
✔悩みは自分が成長するために存在する
✔自分で悩みを解決できる人の考え方と特徴
✔自分で悩みを解決する方法
もくじ
悩みがない人間などこの世に存在しません。人それぞれ、悩みを抱えて自分自分の問題と向き合います。この悩みと向き合っている私たちの心は、無意識に「変わろう」としているのです。
悩みと向き合う時というのは、これまで生きてきた中で作られた不要な思い込みを手放すタイミングであったり、あるいは、人生における次のステージに上がるタイミングであったりするのです。
具体的な例は、以下の通りです。
など、成長するための課題として、あなたの前に現れていると考えることができます。
つまり、悩みが現れたときは、あなたの成長のタイミングです!あなたの心が「より良いほうへ向かいなさい」というサインなのです。悩みは、人生を豊かにするために存在します。逆に、悩みがあることは良いだと考えましょう。
そのため、悩みを成長に変えた先には、「あの時、悩みあってよかった」「自分の成長につながった」と思えるような、より良い未来が待っています。悩んでいる自分のことを悲観的に考えないようにしましょうね。
様々な悩みや問題を確実に解決できる人が身近にいると憧れますよね。ただ悩むのではなく、自分で問題を解決しようと行動に起こせることはとても素晴らしいです。
男性でも女性でも、問題解決能力が高い人には共通の特徴があります。ここからは、問題解決能力が高い人にはどういった特徴があるのかご紹介いたします。
問題解決能力が高い人は、今まで問題に対してきちんと対応してきた結果問題解決能力を身につけた人です。つまり短時間で能力を身につけたのではなく、日頃から問題が起きても逃げずに解決に向けて取り組んできて、思考力を鍛える習慣がついた人と言えます。
常に「これはどういうことだろう?」「なぜこうなるのだろう?」と自然に考えるため、いざ問題が起きた時も冷静に現状を観察し、原因を分析して解決策を出していけるのです。
逆に、自分で問題解決できない人は、『課題を自分の能力と経験だけで解決できると思い込んでいる』、もしくは『周囲から情報を収集して問題を解決するという考えがない』、という人が多い傾向にあります。
なので、問題解決のために本を読んだり、ネットで調べたりすることをしません。外部から情報を収集することができないので、自分の頭の中の知識や経験だけでどうにかしようとしてしまいます。
しかし、自分の頭の中だけだと答えを作る材料が乏しいため、課題の改善策には、なかなかたどり着けません。これが原因となり、自分で悩みを解決できずネガティヴ思考に陥りやすいのです。
「失敗は成功の元」という言葉があるように、問題解決能力が高い人は、いつも前向きに物事をとらえるという特徴があります。たとえ悲観的な状況であっても、解決できる方法が何かあるはずだと考えられるよう、日頃から思考力や行動力を鍛えるのです。
もし失敗したとしても「ダメだったな」と落ち込んで終わるのではなく、失敗の原因を考えて同じ失敗はしないよう努めますし、失敗した経験を生かしてさらにスキルを向上させていきます。基本的に考え方がポジティブだといえます。
逆に、自分で問題解決できない人はネガティブ思考で、課題に対して前向きに向き合うことができません。ネガティブであることでことあるごとに落ち込むことになり、落ち込んでいる間は行動も思考も後ろ向きになってしまいます。
効率的に仕事を進めるための方法としてよく言われる「Plan(計画する)、 Do(実行する)、 Check(評価する)、Action(改善する)」を素早く繰り返して、問題解決の数をこなせる人は、問題解決能力が高いです。
この4つのステップは一つでも欠ければ問題解決には至りません。 PDCAサイクルを確実に、そして迅速に回していくことができるために、様々な問題解決の経験値も上がっていきます。
逆に、このPDCAサイクルを回すのが遅いと、悩みや問題を放置してしまったり、定期的に思い出しては不安になることになります。放置している課題が多いと、同じようなミスを繰り返すようになってしまい、不安とストレスが増大してしまうでしょう。
自分で悩みを解決できる人の考え方と特徴を理解した上で、自分で悩みを解消する方法について考えていきましょう。
今できることから、一つずつ行動に移すことで、今後の人生が豊かになります。
悩みを解決にするにあたり、最初に必要なのは、悩みを整理することです。人は一つ悩むと、さらに新しい悩みを作り出します。この状態が続くと、悩みではないことまでが絡み合い、何に悩んでいるのかも分からない状態になってしまうのです。
悩みの原因がわからないと、自分の力で悩みを解決するのが難しくなってしまいます。そこで、まずは自分が何に悩んでいるのか、心もモヤモヤする想いを、ノートや紙に書き出してみてください。
例えば、友達と馬が合わず悩んでいるのであれば、「相手の嫌なところ」をノートや紙に書いてください。ここでポイントなのは、「相手の良い所」も書き出すことです。良いとこともあれば、悪いとこもあるでしょう。
そうすることで、相手の何が嫌で、何が良いのか見えてきます。そしてもう一つ、「自分の悪い所」を書いてください。悩んでいる時は、自分は良くて、相手が悪いと思いがちになってしまいます。
悩んでいる時こそ、自分自身を客観的にみることが大切です。「相手の嫌なところ」「相手の良い所」「自分の悪い所」をノートや紙に書き、総合的に客観視して、心の悩みを整理しましょう。
悩みを整理できたら、次は自分を変えることです。中には、「相手が悪いのに自分が変わらないといけないの?」と、思う人も多いでしょう。しかし、相手を変えるというのは、非常に大変なことです。もしかすると、一生かけても変わらないかもしれません。
それなら、自分が変わってしまった方が早いのです。今変わろうと思えば、この場であなたが変われるのです。相手の悪いところを見ているのはあなたです。つまり、あなたが相手の悪いところを見て悩んでいるわけです。
ここで考えてほしいのは、相手の悪いところに目を向けている自分自身のこと。相手の悪いところばかりにフォーカスを当てると、そのことばかりに囚われてしまいがちです。
極論、相手の悪いところに目を向けないように自分を変えることができれば、あなたの悩みは解消されます。心の中で自然に、悪いと思わないようにするのです。あるいは、嫌な人間関係を無理に続ける必要もありません。自分の気持ちに素直に向き合えた人は、本当の幸せを見つけることができます。
「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、まさにその通りです。人は、他人に期待をします。「相手に何かをしてほしい」「相手がこういう人だったら」そんな風に思うかも知れませんが、それは自分にも言えます。
あなたが笑っていたら、相手も笑います。不機嫌な顔をしていたら、相手も不機嫌な顔をします。逆も然りです。相手が笑っていたらあなたも笑います。他人と自分は写し鏡なのです。
誰に対しても誠実な対応をしている人は、周りからも誠実な対応をしてもらえます。もちろん、うまくいかない日もあるかもしれませんが、それでも日頃の行いは必ずあなたをプラスにしてくれるに違いありません。
「悩みは自分で解決できる!自分で悩みを解決できる人の考え方と特徴」はいかがでしたか?
悩みという問題の根っこには、自分自身の心の問題が隠れています。誰かのせいにするのではなく、自分の心と向き合う勇気をもちましょう。すべてを自分自身の問題として受け止めることができたら、あなたの人生は、今よりもっと豊かになります。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
心理カウンセライングなら『リッチデイズ』で、心豊かな毎日を送りましょう。
静岡県富士市の『ケア・サポート Rich days』
🤝自分らしくのびのびと生きる第一歩を!