みなさんの周りに、自分勝手な人はいませんか? 「あの人にはいつも困らせられる…」「こっちの都合も考えずに…」と、思う経験は誰しもあるかもしれません。
付き合いが浅いうちは気付かなくても、少しずつ自分勝手な人に振り回される回数が増えれば疲れてしまうでしょう。自分勝手な人の特徴や心理を理解できれば、悩まされることが少しは減るかもしれません。
そこで今回は、自分勝手な人の特徴と心理について徹底解説いたします。また、もし自分が自分勝手な性格をしていると感じたら、改善方法も参考にしてみてくださいね。
✔そもそも「自分勝手」の意味とは?
✔自分勝手な人の心理と特徴
✔自分勝手な性格を改善する方法
もくじ
まずは、「自分勝手」な性格の言葉の意味について具体的にみていきましょう。
つまり、自分勝手とは、周りのことよりも自分本位で物事を判断する人を指します。相談して決めることや、チームワークが必要なビジネスのシーンでは、個人の考えだけで進められるとトラブルが起きかねません。
また、自分勝手な人と積極的にコミュニケーションを取ろうとする人は少数派です。周りから距離を置かれたり、仲間はずれにされる原因になります。その結果、周囲の人と交流を深めることが難しいと感じてしまうのです。
自分勝手な人の行動や発言には、男性女性を問わず共通する特徴があります。ここでは、自分勝手な人に共通する特徴と心理をご紹介いたしますね。
周囲の人や自分も含めて、自分勝手な人に当てはめてチェックしてみてくださいね。
自分勝手な人は、わがままや身勝手な言動を受け入れてくれる人が大好きです。自分がやりたくない用事や、面倒な事を頼んでも嫌な顔をしない人は、自分勝手な人にとって最高の存在と言えるでしょう。
自分勝手な人は、頼まれた事を断れないような、ちょっと弱気なタイプや優しい雰囲気の人に狙いを定めます。ほぼ無意識に損得勘定で人を選んでしまうのが、自分勝手な人の特徴です。
自分勝手な人は、簡単に嘘をついてとりあえずその場さえ取り繕えれば良いと考えます。
自分を良く見せるためや、頼み事を引き受けてもらうために、平然と嘘がつけるのも自分勝手な人の特徴です。その嘘が後にもたらすトラブルのことを考えていません。
また本人は嘘をついたつもりはなくても、その場をしのぐために適当に答えている可能性もあります。なので、簡単に嘘をつく人だなと感じたら、その人の話は鵜呑みにしないことを心掛けましょう。
幼い子どもは、まだまだ自分中心です。自分の思い通りにならないことがあると、癇癪を起こしたり、途端に投げ出してしまったりすることがよくあります。
自分勝手な人も同様で、大人になり切れていない面があり、気に入らないことがあると怒り出したり、黙り込んだりします。不機嫌になっても解決しないのに、そんなことはお構いなしなのです。
自分が不機嫌になれば、誰かが自分の不機嫌を察して何とかしてくれるだろうと、自分勝手な解釈をしている可能性が高いでしょう。
自分勝手な人は、自分の意見を絶対に正しいと思っています。特別な根拠がなくても、自分の意志や感情が全てだからです。そのため、周囲の人が助言やアドバイスをしてくれても、「おかしな事を言っている」「余計なお世話」などと、否定的な反応をします。
このように、自分勝手な人にとって、自分の意見は絶対です。周囲がどんなに説得したり、丁寧に説明したりしても、他の意見を聞き入れることはありません。
顔は広いのに、本当に心から信頼できる友達がいないと話す人がいます。もしかすると、人との深い付き合いを面倒と感じているか、周囲に自分勝手だと気付かれて人付き合いがうまくいかないのかもしれません。
自分勝手な人は、自分にとって都合のいい人を見つけるために、色々な人と知り合い、良い印象を持ってもらうことが大事だと考えます。そのため、自分勝手な人は、いつも笑顔で人当たりの良さそうな雰囲気を装っているものです。
しかし、少し付き合ってみれば、自分勝手な人というのはすぐ分かることです。人当たりが良くて好印象なのに周囲の人間関係が変わりやすい人は、自分勝手な人の可能性が高いと言えます。
自分勝手な人は、言い訳が上手です。自分に原因や落ち度があったとしても、絶対に認めようとしません。
例えば、「指示が不適当だった」「自分がしたのではない」などと、平気で責任転嫁をします。ひどい時には嘘をついてでも、自分の非を認めないこともあるでしょう。
非常に主観的な性格で自分を客観視できないのは、自分勝手な人の大きな特徴です。また、本人は自分に非があると思っていないため、平然としています。
自分勝手な人は、面倒なことが嫌いです。できるだけ楽をしようとする傾向があります。その考えは人間関係にも発揮されるので、相手によってコロコロと態度を変えます。
権力のある人に媚を売って楽をしようとしたり、あるいは後輩など目下の人には突然高圧的に出ることがあります。また、厳しい人には近寄らず、扱いやすい人に用事を押し付けるといった行動もよくみられます。
損得勘定に基づいて行動するので、自分にとって都合がいい時は自ら率先して動くでしょう。
自分勝手な人は理想が高く、その理想を現実にするために行動するところもあります。ある意味、向上心が強いのですが、誰かのためではなく自分のために動くのが特徴です。
プライドが高いので、否定されたり注意をされると不機嫌になり怒ることがあります。自分が正しいと信じている、もしくはプライドを守るために必死なのでしょう。
みなさんの周りにも、上記8つの特徴に当てはまる自分勝手な人がいるのではないでしょうか?あるいは、自分自身が当てはまっていると感じた方もいるかもしれませんね。
それでは具体的に、どのようにすれば自分勝手な性格を改善することができるのでしょうか?ここからは、自分勝手な性格を改善する方法をご紹介いたします。
人は、自分の知っている情報だけに左右されやすい傾向にあります。なので、相手に起こった出来事や背景を理解せず発言してしまえば、自分勝手だと思われることも少なくありません。
まずは、関わっている相手に興味を持って、様々な情報を知るようにしてみましょう。他人の好みや人となりをコミュニケーションの中で知っていくことで、相手の視点に立って物事を考えやすくなります。
物事を白か黒で判断しようとせず、色々な意見を聞き入れる心の余裕を持つことも大切ですね。自分の感じ方だけで相手の心の状態を判断せず、様々な可能性を考えることで周囲と上手に付き合えるようになります。
自分分が不快に感じることは、他人も同じように不快に感じます。なので、自分がされて嫌なことは、他人に対してしないようにしましょう。当たり前のことに感じますが、きちんと自覚できていない人が意外と多いものです。
これを心掛けるだけで、自分勝手な行動や発言は減ります。例えば、いきなり不機嫌になられたら嫌な気持ちをしますし、自分の意見を押し付けられれば不快に感じます。自分がされて嫌なことさえしなければ、大抵の人間関係はうまくいきます。
些細なことですが、日頃から意識することが大切です。自分を客観的にみる習慣をつけましょう。
自分の感情に流される人は、自分勝手な考えになってしまいます。その場の思い付きで行動してしまうので、他人に対する配慮ができなくなるのです。または、怒りに任せて怒鳴り散らすなど、大人げない行動を取ってしまうこともあるでしょう。
なので、自分の感情を抑える訓練をする必要があります。「○○したい」という欲求が出てきても、一旦それを抑えるのです。一度熱が下がってしまえば、その欲求は小さくなっていきます。
そのために、「6秒ルール」を実践してみましょう。人の感情は、6秒がピークだとされています。つまり、自分の欲求を6秒我慢することができれば、一気に熱を冷ますことができます。
自分の感情に流されそうになった時は、行動する前に6秒待つようにしてください。このような訓練を繰り返すことで、自分の感情をコントロールできるようになるはずです。
「自分勝手な人の特徴と心理とは?自分勝手な性格を改善して周囲とうまく付き合う秘訣」はいかがでしたか?
自分勝手な人と接していると、疲れてしまうことも多いですよね。今回ご紹介した特徴に当てはまる方には、振り回されないように適度に距離を置いて接することをおすすめします。
また自分勝手な人が周囲にいると気付かないうちに、似たような振る舞いをしている危険性もあります。この機会に自分の普段の行動も見直してみると良いですね。
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