私たちの人生は、選択の連続でできています。どんな仕事をして、どう生きて、どんな人と生涯を添い遂げるのか。自分の人生を豊かに過ごすためには、自分で選択をして後悔のない生き方をするしかありません。
しかし、昨今では社会のあり方も変わってきて、働き方や生き方の多様化は加速するばかりです。それが良い反面、無数の選択肢を前に不安を抱える人が増えている傾向にもあります。それが原因となり、将来に漠然とした不安を抱えてしまうのかもしれません。
それでは、将来への不安が消えないとき、私たちは一体どのように選択をしたら良いのでしょうか?
そこで今回は、将来への不安が消えないときの対処法について徹底解説いたします。将来に漠然とした不安を感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔漠然とした不安は一体なに?
✔漠然とした不安を解消する方法
✔不安を感じない人などこの世に存在しない
もくじ
急に「漠然とした不安」に襲われることはありませんか?具体的に悩んでいることを聞かれるとパッとは出てこないけれど、常に不安がつきまとうこともあるでしょう。
症状としては、眠れなかったり、夜になるとなぜか怖くなったりすると話す人も多いです。ひどい時には、急に落ち込んで涙が出てしまうこともあるかもしれません。そんな「漠然とした不安」を感じながらも、日々頑張っている方は多いと思います。
それでは、この「漠然とした不安」は一体なんなのでしょうか?不安の原因は人それぞれ異なると思いますが、よくある例をご紹介いたします。自分の生活を振り返りながら考えてみてくださいね。
仕事に不安を感じる状況は、人によって違います。置かれている立場や任されている仕事の内容、そして個人の性格によって不安の感じ方は異なるので、同じ職場の同僚に話してもわかってもらえない場合もあります。
不安を抱えながら仕事を進めて作業の効率が落ちたり、人によってはストレスを感じて心が疲れてしまうかもしれません。また、終身雇用や年功序列がなくなりつつある現代に生きる私たちは、キャリア面でも自分が主体となって考える必要もあります。
あるいは、現在仕事で充実感を得ている人であっても「このままでいいのだろうか」と将来に不安を感じている人も多いでしょう。今後について真剣に考えているからこそ、仕事への不安は消えないものです。
周囲がどんどん結婚し、子どもができ始める世代に入ると「私は将来、結婚をしたいのか」「子どもを持ちたいのか」と自分と向き合う時間が増え、焦りや不安を感じてしまう女性は多いです。
「結婚=幸せ」とは限らないとわかってはいても、周囲が結婚して幸せそうな家庭を築いていると、羨ましく感じてしまうのは当然のことでしょう。また、子育てと仕事のバランスがうまく取れるだろうかと、出産後のキャリアに対して不安が強い方も多いです。
人生100年時代を迎え、老後の生活への関心が高まっています。近年「老後2,000万円問題」など、老後に対して不安を覚える情報が様々なメディアで取り沙汰されています。
「金銭的に困らないだろうか」「孤独にならないだろうか」「ちゃんと住むところがあるだろうか」「健康的な生活を送れるだろうか」「自分を看取ってくれる人はいるだろうか」など、考え出すとキリがありません。
周りの環境の変化から、自分の置かれている状況と向き合うことは、精神的なストレスも感じるでしょう。
客観的に見れば心配する必要はない年齢だとしても、今の自分が理想の自分像に遠ければ遠いほど、「もう、こんな年になってしまった」と年を重ねていくことに不安や焦りを感じやすくなります。
特に女性は容姿に対してコンプレックスを持ちやすく、年を重ねることで自分の魅力や価値がなくなると誤解しやすいため、男性よりも年齢への不安を強く感じやすい傾向にあるといえるでしょう。
もし親に介護が必要になった時、どうしていけばいいのか、親が死んだ後やっていけるのか、遺産問題などきちんと対応できるのかなど、今まで当たり前のように存在した親の死を想像し、不安を感じてしまう方も多いでしょう。
親の老いや病気について直視することは辛いことも多いです。また、子どもが勇気を出して向き合おうとしても、病院嫌いの親なら大変なこともあるでしょう。
自分が抱えている将来への不安が、しっかりと自分で自覚する事ができたでしょうか?ここからは、漠然とした不安を解消する方法についてご紹介していきます。
心の中に不安しかないといった方は、自分の不安と向きあいながら考えてみてくださいね。
悩みをしっかりと解決するためには、自分の頭の中の悩みについてを理解する必要があります。おそらく悩みは一つだけではなく、いくつかの悩みを同時に抱えているのではないでしょうか?
自分の悩みを紙に書き出す事で冷静に悩みと向き合う事ができますし、不安を整理していると悩みの優先順位が見えてくるはずです。そうなれば自ずと解決すべき問題が見えてくるでしょう。
自分の心と向き合い悩みを書き出すことで、悩みや不安の正体がつかめてきたら、解消するための対策についても考えてみましょう。もちろん原因解決の方法は一つではないと思いますし、すぐに出来ることもあれば時間がかかることもあるでしょう。
それをしっかりと洗い出し、すぐに出来ることから取り掛かってみましょう。焦らず一つずつ問題を解決することを意識することが大事です。
悩みを抱えていると不安が先立ってしまい、行動ができなくなってしまう事があります。悩みが見えてきたら、次は自分の心に素直に向き合い、自分は何をしたいのかを見つめ直してみましょう。
多くの人が生活のため、人生のためだと思いながら、心に反する行動を取りながら日々を送っていますよね。例えば、苦手な人とも無理に付き合ったり、嫌な仕事を一生懸命こなしたりと、自分の気持ちに蓋をしているケースも多くあります。
しかし、自分の気持ちに素直にならない事で、悩みがさらに深くなっている可能性もあるのです。自分の思うように行動する事が、悩みの解決につながる事もあります。
一人では解決できない問題や大きな悩みの場合は、すぐに解決するのは難しいです。その場合は、小さな目標を決め、目標を達成する事で一つずつクリアして行きましょう。
小さな目標でも達成できれば充実感を感じる事ができますし、積み重ねる事で悩み対策になってくれるでしょう。解決が難しい問題は短期的に見るのではなく、長期的に見る事で不安が軽くなる事があります。
悩みというのは一人で抱えて悶々と考えていると、心の中でどんどん大きくなり重くのしかかってきます。誰かに悩みを打ち明け共有できれば、心がすっと軽くなりますし、解決方法を一緒に考えることもできますね。
そして、解決のための行動も一人ではなく二人で出来るので、とても心強く行動にうつしやすくなるでしょう。気の知れた友人やカウンセリングを通して、自分の問題と向き合うことをおすすめします。
不安を感じない人など、この世に存在しません。誰しも生きていれば、思いも寄らない壁にぶつかり、不安や悩みを抱えることがあるのです。実際、私も漠然とした不安感に押しつぶされそうなときがあります。
ここで大切なことは、「不安を感じることが悪いこと」だと考えないことです。自分を責めてしまえば、漠然とした不安はさらに大きくなり、問題解決することができなくなります。
「悩むことは悪いことはではない」「不安を感じるのは、さらに幸せになりたい表れ」と考えれば、自分自身を成長させるきっかけを必ず見つけられます。そして、なぜ悩んでいるのかわからないことはとことん調べましょう。
例えば、金銭的な不安があるのであれば、家計簿をつけて現状を把握する、将来の試算をする、専門家に聞いてみるなど、今自分ができるベストを尽くしましょう。行動に移さず、ただ不安を感じているだけでは問題は解決されません。
そして、不安を感じている自分自身に「大丈夫だよ」と言葉をかけてあげましょう。不安に飲み込まれそうな時には、自分に安心させる言葉を投げ掛けることも効果的です。「大丈夫だよ」「なんとかなるよ」と、あなたが大切な人にかけてあげるような言葉を自分にもかけてあげてくださいね。
「将来に漠然とした不安がある!将来への不安が消えないときの5つの対処法」はいかがでしたか?
不安は誰しもが感じるものであり、生きる上でも大切な感情です。不安があるからこそ、未来のために備えることができますし、危険を回避することができるのです。
ぜひ不安という感情を嫌わずに、上手な付き合い方を知って、日常に生かしていってくださいね。
あなたの人生が、より豊かな毎日になりますように😌🌷
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