みなさんの中には、必要以上に他人の目が気になってしまった経験はありませんか?「他人の目が気になるのは、自意識過剰・・・?」と、悩みを抱えている人は少なくありません。
また、他人の目が気になると行動が制限されてしまいます。例えば、「本当はこんなことがしてみたい!」と思っているのに、人からどう思われているのかを考えるあまり、行動を起こせなくなってしまうのです。
それでは一体、人はなぜ他人の目が気になってしまうのでしょうか?そして、他人の目が気になる性格を克服する方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、他人の目が気なる心理から、他人の目が気になる原因と克服方法について徹底解説いたします。自分に自信がない、漠然とした不安を抱えているという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔他人の目が気になる5つの心理とは?
✔他人の目が気になるたった1つの原因
✔他人の目を気にしない克服方法
もくじ
人間誰しも、他人に良く思われたい、人から高く評価をされたいと思います。この記事をご覧になっている方に、まずお伝えしたいのは「人は他人の目を気にする生き物」だということです。自分を客観的に見ることで、協調したり、自分を律したりしています。
人は他人と自分を比べることで、自分の社会的位置付けを確認することができます。また、人から承認されたいという気持ちは、社会の中で生きていくために必要な人間の認知機能であり、社会の中で適応するという生きていくために必要な能力です。
しかし、あまりにも他人の目を気にしすぎると、他人と自分を比較してひどく落ち込んでしまうこともあるでしょう。無駄なストレスを感じたり、やりたいことが出来ないのは苦しいですよね?ここでは、他人の目が気になる5つの心理について、詳しくご紹介いたします。
他人の目が気になるということは、他人からどう評価されているかを気にしている傾向があります。ちょっとしたことで、相手に嫌われるのではないか、ダメな人間だと思われるのではないかと不安になってしまうのです。
しかし、自分が思っているほど、他人はあなたのことを意識していません。なぜかというと、他人も自分自身のことで頭がいっぱいなので、他人のことを気に掛ける余裕などありません。なので、実は自意識過剰なだけというケースも多いです。
他人の目が気になる人は、「人に嫌われてしまうのではないか」といつも周りの人の反応を気にします。周りから良い人だと思われたい気持ちが強く、他人の目ばかりを気にして、自分自身の意思や信念を持てなくなってしまうこともあります。
他人から嫌われるのが怖い人は、「間違えると嫌われる、断ると承認されなくなる」という思い込みを持つ傾向にあります。「他人からどう見られているのか」ではなく「自分はどうしたいのか」を大切にして、自分軸をしっかりと持つことが大切です。
他人の目が気になる人は、周りの人のなにげない反応をネガティブに捉えがちです。自分の受けとりかた次第だとわかっていても、ついつい悪い方向で捉えてしまう傾向があります。
人と接する時に「悪い印象を持たれているのではないか」「不快な気分にさせているのではないか」と物事をネガティブに考えてしまえば、ストレスを感じやすくなります。さらに、相手は冗談のつもりで言った一言が、悪口だと捉えてしまうこともあるでしょう。
そのようなネガティブな気持ちから、他人の目が気になるケースもあります。他人のわからない気持ちにまで、振り回されないようにしましょう。
自己肯定感の低さも、他人の目が気になる原因となります。自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れる感覚のことです。自己肯定感が低いと自分自身を好きになれず、自分で下す決断にも自信が持てなくなります。
そのため、物事の判断基準が他人目線になってしまい、他人の決断に依存してしまうようになるのです。周囲と異なる行動をしていないか、逸れていないかが不安になり、他人の目が必要以上に気になってしまうでしょう。
「周囲からの注目を集めていたい」「いつでもすごい自分の姿を周りに見せたい」という心理から、プライドの高い人は他人の目を気にしやすいです。
常に自分の評価や周りからの評判が落ちていないか不安なため、人の言動や表情、自分を見ている目も気になってしまうでしょう。自慢話が多い、上から目線など優越感に浸りたい態度が多い人は、実は他人の目が気になる小心者が多い特徴があります。
他人の目が気になる原因は、実はとてもシンプルです。結論から言いますと、自分に視点が向いているからです。他人の目が気になる心理でお伝えした通り、他人からどう評価されているのかが気になったり、周囲や仲間の目が気になるという現象全ては、「自分がどう思われているのか」という自分中心の視点になります。
例えば、職場でのあなたの本来の役割は、「目の前の自分の仕事に対してきっちりと集中して取り組むこと」です。しかし、周りの目を気にする人は、その役割を放棄して自分がどう見られているかという自分のことばかり考えてしまいます。
また、恋人といる時も、もし本当に相手のことが大切で良い関係を築きたいと思っているのであれば、「相手のために何をしてあげられるかな」「相手は何を思っているのかな」と、相手に何かを与えるための他者視点で考えることです。
しかし、他人の目を気にしてしまう人は「嫌われたらどうしよう」「相手に馬鹿にされたくない」という自分への評価にしか興味が湧かず、相手のことが見えなくなってしまいます。まさに、視点が自分にばかりに向いていますよね?
人の悩みの9割は、対人関係と言っても過言ではありません。そして、これは他人の目を気にしてしまう方に当てはまっていると言えます。「他人の目を気にしないようにしよう」と思えば思うほど、気になるように癖がついているのです。
それでは、必要以上に人の目を気にしないためにはどうしたら良いのでしょうか?
ここでは、他人の目を気にしないようにするための克服方法をご紹介します。最初は難しいかもしれませんが、少しずつ意識してみてください。
他人の目が気になる人は自己肯定感が低い傾向にあるため、まずはそれを高めて自分を好きになることが大切です。自分に自信が持てるようになり、必要以上に人の目が気にならなくなるでしょう。
また自己肯定感を高めるためには、失敗しても自分を責めないことがポイントです。生きていれば誰でも失敗することはあります。考え込まず、反省点を次に生かせるよう気持ちを切り替えましょう。自分にできる特技や趣味を見つけて、それを伸ばす努力をするのも効果的です。
他人の目が気になる原因は、自分よりも他人からの気持ちや見方を尊重してしまうからでしょう。これでは自分軸で生きられないので、より他人の目を気にするようになってしまいます。なので、他人ではなく自分の気持ちを大切にし、素直な行動をすることが大切です。
自分の人生は自分のものですし、考えも行動も自分のものです。あなたは他人の幸せのために生きているわけではありません。周囲からの視線や反応のためではなく、「自分がこうしたい」と思った気持ちに従って行動してみましょう。
考え方が後ろ向きな人は、人付き合いに対しても不安や心配を抱えやすい特徴があります。「少しくらい失敗しても大丈夫」と、楽観的な考え方をすれば、人の視線や表情に対する不安や怖い気持ちも少しずつ薄れていくでしょう。
人付き合いでは、「嫌われたくない」という気持ちではなく「少しでも仲良くなれたら」という前向きな気持ちで人と接してみるなど、普段から楽観的に考えてみるのがおすすめです。
「他人の目が気になる心理とは?他人の目が気になる原因と克服方法」はいかがでしたか?
他人の目を気にしすぎてしまうと、自分の本当の気持ちに気づきにくくなってしまいます。そして、他人の評価を軸にして生きることは、精神的にきつく、幸せな人生とは言い難いのではないでしょうか?
今までの生き方や考え方をすぐに変えることは難しいかもしれませんが、ほんの少し意識を変えるだけで状況は変わっていきます。またどんなに素敵な人でも、全員から好かれている人はいません。あなたを嫌いな人がいても、それはごく自然なことです。
だからこそ、あなたが好きな人と好きな時間を過ごすことが大切で、あなたのことを理解してくれる人だけを大切にしましょう。自分の気持ちに対して素直に行動することで、自分の言動に自信を持てるようになります。その結果、自然と他人の目が気にならなくなるかもしれませんね。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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