職場やプライベートで仲の良い人がいなかったり、仲良くしようと思ってもなぜか人が離れていく……。このような経験はありませんか?人間関係を良好に築くことができず、悩んでいる人は少なくありません。
「自分は悪くないのに、どうして人が離れていってしまうのだろう?」と思っている人は、大事なことを見落としている可能性があります。もしかすると、あなたの言動が原因で、知らず知らずのうちに人間関係を壊しているのかもしれません。
そこで今回は、人間関係を壊す人の特徴から、壊れた人間関係を修復する秘訣ついて徹底解説いたします。人間関係を良好に築きたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔人間関係を壊す人の7つの特徴
✔人間関係を修復するための心の準備とは?
✔壊れた人間関係を修復する秘策
もくじ
人間関係を壊す人は自覚のない人がほとんどで、どうして人が離れてしまうのか原因がわからないと悩みます。しかし、酷な話ですが「自分は悪くない」と思っていても、相手は「あなたのことが苦手」と思っているから離れていきます。まずはそこをきちんと受け止めなくては、人間関係を修復することは難しいでしょう。
なぜかというと、大人になってからのプライベートの付き合いでは、いちいち相手に対して怒ったり、注意をしたりすることは面倒なので避けるようになります。そのため、「注意されないから平気だ」と思ってしまう人は、いつまで経っても人間関係を良好に築くことはできません。
相手は平気なわけではなく、「面倒だから言わないだけ」であって、本当は不快に感じているのです。だから、その度が過ぎてしまうと、一緒にいるのが苦痛になってくるので、よほど仲を改善しようと思う相手でければ、人は何も言わずに離れていきます。誰も注意をしてくれないからこそ、自分で自覚することが大切です。
ここでは、人間関係を壊す人の7つの特徴についてご紹介いたします。あなたはいくつ当てはまっているでしょうか?自分は当てはまっていないかチェックをしながらみていきましょね。
人が一緒にいたくなくなる人の代表と言えば、「自己中心的な人」です。相手の立場を考えず、自分のことだけを考えている自分勝手な人は人間関係を壊しやすい人と言えます。
もちろん誰にでも自分本位な一面はあるものですが、ここで言うのは「自分が思っている正しさを他人に押し付ける」といった、自分の軸でしか物事を考えられない人です。
例えば、みんなで食事をする場所を決める際、「〇〇は嫌いだから別のお店にしよう」と、自分の意見を押し通す人は要注意です。誰もが同じ意見とは限らないので、相手の考えも聞いたり、自分の考えと違ったとしても否定しないように意識しましょう。
友人や職場の人達に順位をつけて、自分より下の人達を見下すようなことをしていませんか?相手の事を見下していると、言葉にしなくても表情や態度に出てしまいます。
見下された態度を取られた側は嫌な気分になりますよね。もう二度と関わりたくないと思われても仕方ありません。逆に、誰にでも平等に接する人は周囲の人から好かれます。人に順位をつけずに平等に接するようにしましょう。
何かにつけて愚痴や文句が多い人は、周囲から悪い印象を持たれます。相手が「うんうん」とその場では聞いてくれていたとしても、相手はすべて共感できるわけではなく、仕方なく話を合わせていることが多いのです。
愚痴や文句は聞いているだけでもストレスが溜まるので、できるだけ言わないように気をつけましょう。
他人が何かで成功したり、結婚や出産などのお祝い事がある時に、素直に喜べず妬ましく思っていませんか?
例えば、友人が結婚したら「あの旦那さん…妥協したね」とか、仕事で誰かが昇進したら「実力もないのに……」などと、喜ばしいシーンで妬むような発言をすると、周囲の人は「もしかして自分も裏で言われているのかも……」と考えてしまいます。そういう人とは誰だって関わりたくないですよね。
他人を妬ましく思うのは、自分と比較をしてしまうからです。何に幸せや喜びを感じるかは人それぞれなので、人の成功やお祝い事に心から喜べるようになりましょう。
「私なんて……」とネガティブな発言をしていませんか? 自分をさげすんでしまう発言は自己肯定感の低さからくるものです。
例えば、「私なんてどうせブスだから」「彼氏ができなくて当然」「私には似合わないから」と自己肯定感が低いネガティブな発言をされると、周囲の人は「そんなことないよ」と否定しなくてはいけない空気を感じてしまいます。
会うたびにネガティブ発言が多く、フォローしないといけなくなってしまうと会うことが苦痛に感じるものです。自己肯定感を上げるのは難しいことですが、相手に気を遣わせてしまうようなネガティブ発言はしないようにしましょう。
プライドが高い人は、絶対に自分が正しいと思っているので自分の意見を曲げようとしません。たとえそれが職場での方針だとしても、「私は〇〇が正しいと思うので反対です」というように折り合いをつけようとしないのです。
結果的にそれが間違っていた場合でも、プライドが傷ついたと非難したり、誰かに責任を押し付けようとしたりするのもこのタイプの特徴です。プライドを持つことは良いですが、視野が狭くならないように注意しましょう。
真面目な性格の人は、責任感が強くなんでもひとりでこなそうとしてしまいがちです。そのため、「気がついたら周りから孤立していた…」という状況に陥ってしまうことも少なくないでしょう。
また、真面目な性格から相手の話を正面から受け止めてしまう傾向もあります。ちょっとした会話の中のネガティブな言葉も聞き流せずに、周囲を驚かせてしまうこともあるかもしれません。
真面目な性格が原因で人間関係がうまくいかずに、ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。相手の言葉を真正面からすべて受け止めず、リラックスした気持ちで会話を楽しみましょう。
人間関係を壊す特徴から、あなたはいくつ当てはまっていましたか?いくつも当てはまっていた人は、もしかすると知らず知らずのうちに相手を傷つけていたかもしれませんね。
もし、あなたの言動が原因で傷つけてしまった人がいて、その人との関係を修復するためにはどうすれば良いのでしょうか?まず大前提として、関係を修復するためには話し合いが必要です。事前に原因や対策を考えることで、人間関係がよりこじれてしまうことを防げます。
ここでは、人間関係を修復するための心の準備についてご紹介いたします。一緒にみていきましょう。
人間関係の修復する前に、まず相手の気持ちを汲み取らないといけません。なぜなら、相手はあなたとの修復を望んでいないのに、無理に修復しようとすると関係性が悪化してしまうからです。
関係修復の前に、以下のことを考えてみましょう。
など、まずは自分本意ではなく相手の気持ちをきちんと汲み取りましょう。人間関係の修復は、お互いが望んで初めて成立するものです。相手を尊重する気持ちを忘れないようにしましょう。
人間関係を修復する手段や内容を、相手の生活スタイルや性格に合わせてよく検討しましょう。お相手との状況や手段によって伝わり方が違うからです。
主な手段は、以下の3つが挙げられます。
ここでは、相手の性格や忙しさなどを考慮する必要があります。メールなど文章で伝える場合は感情的になっているときを避けて、できれば一晩置いて感情や気持ちがフラットな状態で読み返してから送信することがおすすめです。
人間関係が壊れた原因を考えることは重要です。もし、人間関係が崩れてしまった原因があなた自身にある場合は、また別の場面で人間関係を崩してしまう可能性があります。
例えば、「関係が壊れたときの発言はなんだったかな?」「その時の表情はどんな感じだったかな?」と、自分に落ち度がなかったか振り返ることは必要な行為です。原因をはっきりさせることで初めて、自分が取るべき対応を考えることができます。
人間関係を修復するためには、相手ではなく自分が変化することが大事です。相手に非があると思っていても、あなたにまったく非がないということはあまりありません。自分を理解してもらうために、まずは自分が相手を理解することが重要です。
相手を無理に変えようとすればするほど、相手の心は閉じてしまいます。まずは自分が変わることで相手に誠意が伝わり、お互い歩み寄ることができます。他人を変えようとするより、自分が変わる方が手っ取り早いです。
人間関係が壊れたときには、それなりの大きな原因があるので、完全に修復できない可能性もあることを覚悟をしましょう。しかし、話し合いは無駄ではなく、相手の態度を緩和させたり、関係性を改善するなどの問題解決ができます。
例えば、「挨拶はできるようになったけど、前のほど仲は取り戻せていない……」など、修復できたとしても自分の望む関係性にならないことも考えられます。きちんと解決して同じまちがいを起こさないように覚悟を決めて話し合いましょう。
人と人の関係が決裂する際には、その前に必ず「予兆」があります。その予兆に気づけるか、気づかないかで、相手との関係性が変わるといっても過言ではありません。
問題があった人間関係を元に戻すことは、何もない状態から構築するよりも難しいため、しっかりと頭に刻み落ち着いて取り組みましょう。それでは、壊れた人間関係を修復する秘訣についてご紹介いたします。
人間関係が壊れる原因の一つに「勘違い」と言うものがあります。本当は大した問題でもないのにも関わらず、お互いに違ったとらえ方をしてしまっているせいで問題が大きくなってしまうのです。
だからこそ、そんな時には気持ちを素直に伝える事が重要です。大人になると、素直になる事が出来なくなってしまう事も増えますよね?本当は素直に謝れば済むような内容も、あえて遠まわしに話をする事によって余計に大きな問題になってしまうこともあります。
素直になる事は簡単な事では無いかもしれませんが、本音で向き合うことで、お互いを理解することが出来るようになるでしょう。
関係が壊れたきっかけが、自分自身にあると心のどこかで分かっているのであれば、まずは謝罪する事が大切です。素直に謝る事が出来る事が出来れば、問題は簡単に解決する事が出来るようになるでしょう。
しかし、それが出来ないからこそ問題が大きくなります。自分から謝罪をする事に対して、抵抗を感じる人も少なくありません。相手より下の立場になってしまいそうで、プライドが許さないなんて事もあるでしょう。
ですが、それによって人間関係が拗れ問題が更に大きくなってしまうのであれば、それは無駄なプライドだと言えると思いませんか?本当の問題は、人間関係が壊れてしまったことであり、その原因が自分にあるのであればそれを回避する事をまず先に考えましょう。
自分の非を認め、謝罪をする事ことは相手への思いやりです。それが出来るようになれば、それだけ人間として強くなる事ができます。目先のプライドだけでは無く、先をみて行動する事が重要です。
「人間関係を壊す人の7つの特徴とは?壊れた人間関係を修復する秘策」はいかがでしたか?
人間関係を修復するためには、自分本意ではなく、相手の意思を理解して尊重することが大切です。誠意を持って心から向き合うことで、ピンチがチャンスとなり、今まで以上のいい関係を築くことができます。
人間関係を壊す人の特徴にたくさん当てはまる人は要注意なので、良好な人間関係を築けるように自分の行動や発言を見直してみましょう。少しの気づきで、周囲との人間関係も大きく変化が見られるはずです。
また、人間関係でのストレスは精神的にも辛くなってしまうので、自分自身が壊れてしまわないよう早めの解決を心がけましょうね。一人で悩まず、カウンセリングを通じて問題解決することもおすすめです。
第三者の意見を聞くことで視野も広がり、問題解決の糸口が見つけられる可能性もあります。あなたのお気持ちに寄り添い、じっくりとお話をお聞きいたしますので、ご安心くださいね。
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