一度きりの人生……。誰しも「私は幸せだ」と胸を張って生きたいものです。しかし、生きていれば良いことも悪いことも起こります。時には、自分が良かれと思ってしたことが、相手を傷つけてしまうこともあるでしょう。
そんな時に、人は「生きづらさ」を感じ、他人との接し方で悩むのです。
生きづらさの原因は、あなたの特性であり、あなた自身に問題があるのではありません。それでは、その特性とは一体なんなのでしょうか。あなたは何が苦手で、傷つきやすかったり、疲れやすかったりするのか考えてみましょう。
そこで今回は、自分を幸せにする方法について徹底解説いたします。
✔生きづらさを抱えている人の共通の特性
✔自分を幸せにするための2つの方法
✔自分のことを幸せできるのは自分だけ
もくじ
「いろいろなことが気になって落ち着かない」「ちょっとしたことで落ち込みやすい」
近年、このように感じている人が増えています。実際、クライアント様からのご相談で一番多いお悩みかもしれません。家庭や職場などでうまくいかないことがあると、ふと「なんだか息がつまる」「自分はどこかおかしいのではないか」などと感じてしまう……。そんな経験がある人も少なくないのではないでしょうか?
生きづらさを感じている人の特性には、1つの共通点があるのでお伝えします。
「生きづらく感じるのは、自分が悪いせいだ」と思い込んでいるのです。
上司にいつもつらく当たられるのも、夫婦関係がうまくいかないのも、恋愛に依存してしまうのも、すべて私の性格のせいだ、自分の存在に問題があるんだ……そんなふうに自分を責めていたら、生きていて苦しいのは当たり前です。
このように「自分を責める」という行為は、無意識のうちに罪悪感へと変わります。つねに自分を攻撃し、自分を幸せにしないためにふるまうものです。その罪悪感がどんどん積みあがっていくと、何に対しても「自分が悪い」という思い込みになります。なにかトラブルが起きたときに「もしかして、私のせい?」と感じてしまうのはその一例です。もっと言えば、「今日雨が降っているのも私のせい」などと感じてしまうのです。
しかし、私たちが生きづらさを感じてしまうとき、それはその人がもともと持っている人間性や個性のせいではありません。その原因は「思考」や「行動」にあります。人には知らず知らずに植えつけられてしまった思考・行動パターンがあり、それが生きづらさにつながっていることがほとんどなのです。
中には、生まれ育った環境が悪かったから。親から愛情を注がれて育たなかったから、と思っている人もいるかもしれません。育った環境で今の自分の生きづらさを感じている人は、今の自分を誰かのせいにして生きていくことになります。そう思って生きていくのは、とても辛いことです。
私自身、人付き合いが得意なタイプではありません。初対面の人と会うときはいつも緊張しますし、大勢の人が集まる場所は苦手です。
以前は、そんな自分がとても嫌いでした。「なぜ、私は他人と上手に付き合えないのか?」と考えても、”良い答え”がでるわけもなく、悲観的な気持ちでいっぱいでした。そんな私だからこそ、「私が私を幸せにするコツ」が見つけられたのだと感じます。
人の悩みは、対人関係が9割です。身内や友人、職場の人間関係など、シチュエーションはさまざまです。なぜ、人が対人関係で悩むのがというと、”自分の居場所を無理に作ろうとするから”悩むのです。
ここで、対人関係で悩む人の悩まない人の違いは、”自分レールで生きているかどうか”だと感じます。自分の人生なら、主人公は「自分」でしかあり得ないはずなのに、「他人」の目を気にして自分らしく生きられない人も多いです。
例にするなら、誰かが「こうすべき」と言ったものを信じ、「そんなことすべきでない」と言われれば従う。「他人任せ」な人生では、心から幸せだと感じることは難しいです。なぜなら、”自分の気持ちを無視して生き続けること”には、限界があるからです。
私は、私を幸せできるのは、「私しかいない」と気付きました。そんな私が、毎日心がけていることはたった2つです。
生きづらさを感じてる人はぜひ心の整理をしてみましょう。
人も物も同じです。自分の人生において、必要な人なのか、必要な人ではないのか。毎日頭の中を整理します。広く浅い付き合いをしたところで、より一層「孤独感」を抱くくらいなら、狭く深い付き合いで自分を幸せにしてあげたいと思うからです。
あなたにとって本当に必要なもの、そして不要なものを考えてみましょう。
「隣の芝生は青い」ということわざがあるように、「自分の物より、他人の物がよく見えてしまう」ものです。
しかし、ないものを追い求めても手に入れることはできないので、あるものにきちんと目を向けて大切にしています。そのおかげで、他人と自分を比べたり、ネガティヴな発言をすることがなくなりました。
また、悩み事や考え事をするときは、朝が最適です!どうしても、夜になってから悩みから不安になったり、考え事をしてしまいそうになったら「明日の朝になれば、どうにかなるさ」と気楽に構えて素直に寝てしまいましょう。
気持ちもリラックスして、自分を客観的に見たり、判断できる状態の方がよりよい判断をすることができます。私は、朝目覚めたと同時に、気持ちの整理からスタート!一日笑顔で生活する秘訣です。
人間生きていれば、良いことも悪いこともあります。つねにポジティブで明るい発言ができるのかといれば、そうではありません。辛い時はたくさん泣いて泣いて、気持ちを吐き出すことも大事です。
大切なのは、その辛いことがあったとき”自分をどう幸せにしてあげるのか”を考えることです。
あなたの幸せは、あなたの心が感じることです。あなた以外の人が、あなたの「幸せ本質」を決め付けることはできません。
私たちは幸せになるために、一生懸命にお金を稼いだり、出世を目指したり、他人の評価や数字に振り回されがちです。本来は、「幸せになること」が目標なのに、お金を稼ぐことや、出世を目指すことは「幸せになるための手段」でしかありません。だんだん視野が狭くなってしまうと、「お金を得ること」「出世すること」「他人からの評価」が目的となってしまい、そのためのやり方を誤って、むしろ幸せとは程遠くなってしまうこともあります。
例えば、出世を目指して仕事ばかりしていたら、家族との関係が不和になってしまい、孤独を感じてしまう、このようなケースも少なくないのです。
言い換えれば、「お金を得ること」「出世すること」「他人からの評価」によって、幸せになれることもあれば、幸せになれないこともあります。自分が一番望んでいるのは、「幸せになること」なのか、それとも、ただ単に「そういった表面的な豊かさが欲しい」だけなのかを、きちんと認識すべきです。
そして、おそらく多くの人は「幸せにならなきゃ意味がない!」と思うでしょう。そうであれば、まずは「自分の幸せとは何か」を理解する必要があります。幸せとは、「主観的なもの」です。つまり、自分が「幸せだ」と思うのであれば、その人は幸せなのです。たとえ、年収が低かろうが、恋人や家族がいなかろうが、あなたが幸せだと思うのであれば幸せなのです。
逆に、お金持ちで、健康体で、素敵な家族がいて、誰もが羨むような環境を得ているのだとしても、本人が幸せを感じていなければ、その人は幸せではありません。
つまり、幸せを感じられるようになるためには、ある程度、自分が「納得できていること」が重要なのです。どのような環境だと納得できるのかは、人それぞれ違いますが、納得できる条件が高すぎる人は、幸せを感じにくいところはあるでしょう。
幸せになるためには、まずは「目の前にある幸せに気づくこと」が大事です。もし、幸せを味わいたければ、一度、心を落ち着かせて、目の前にある幸せを1つ1つ書き出してみてることをおすすめします。人によっては、「今日も生きている」ということだけでも、幸せだと感じることもあります。これは決して、当たり前のことではないのです。
あなたを幸せにできるのは、あなただけです。あなたは、どんな時に幸せを感じますか?あなたは、誰といる時に幸せを感じますか?自分の心の声に耳を傾けてみましょう。
「自分を幸せにする方法とは?生きづらさを感じる人の2つの処方箋」はいかがでしたか?
自分のことを幸せにできるのは、自分だけです。誰もが「幸せになりたい!」と願うものですが、「幸せとは何か?」についてきちんと理解している人は、意外と少ないのかもしれません。
あなたが幸せを感じるためには、あなた自身の幸せを知ることが重要です。あなたの「幸せの本質」がわかれば、生活の基盤が整い、心に余裕をもつことができますよ。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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