社会人になって仕事を続けているものの「朝起きるのが辛い」「憂鬱な気分になる」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
業務量が多い、職場に苦手な人がいるなど理由は人によって違っても、毎日頑張って働いていればしんどい気持ちになるときは誰にでもあります。
それでは、「仕事が辛いと思うのを甘えだ」とか、「そんなにすぐに会社を辞めたらどこに行ってもお前は通用しないぞ」と責める人たちはいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?
この記事では、仕事に行きたくない時のNGな行動と対処法について徹底解説いたします。心のサインを見逃すことで、本当にうつ病などの精神障害になってしまう可能性もあるため、体が出しているSOSのサインから目を逸らさないでくださいね。
✔体が出してるSOSのサインとは?
✔仕事に行きたくない時のNGな行動
✔仕事が辛い時の対処法
もくじ
「会社に行きたくない」という考えが頭をよぎりながらも、我慢をして、自分を奮起して仕事に向かう人はたくさんいます。
また、厚生労働省が公表した、「平成30年労働安全衛生調査(実態調査)結果の概況」によると、労働者の58.0%が仕事に関して強いストレスを感じているということがわかっています。
悩んでいる人の中には、「気合を入れる」「諦めて行く」「お金のためと割り切る」「楽しみやご褒美を作る」などと話す方も多いですが、仕事に行きたくない気持ちを無視して乗り切っているうち、身体的症状が現れることがあります。
体が出してるSOSサインの例を挙げると…
これらの症状は、出勤困難症と呼ばれます。このような身体的症状は、やる気やモチベーションの問題ではなく、心療内科で扱われるべき病気の一つとして適切に処置する必要があります。
特に責任感の強すぎる人にとって、仕事は重要なものであるのが当然の感覚ですが、健康や命には代えられません。ご自身のことを守るためにも、「仕事に行きたくない…」「会社を休みたい…」という気持ちを我慢しすぎないでくださいね。
次に、仕事に行きたくない時のNGな行動についてご紹介いたします。
「仕事に行きたくない」というときには感情的に行動してしまいがちです。感情的な行動によって自分が後悔しないためにも、仕事に行きたくない時にやってはいけないことを覚えておきましょう。
「仕事に行きたくない」という気持ちが強くて仕事を休むのは仕方ありませんが、必ず職場に連絡を入れましょう。無断欠勤をしてしまうと、職場に迷惑をかけてしまうだけではありません。
無断欠勤したあとに出勤するのはつらく、周囲からの目も気になります。あなた自身の職場での立場が悪くなり、ますます仕事に行きたくなくなってしまうのです。
仕事を休む場合は、事前にきちんと連絡を入れましょう。始業前に電話で連絡することが基本ですが、状況に応じてメールを活用することもおすすめです。朝起きて「仕事に行きたくない」と感じたときでも、無断欠勤だけは避けたほうがいいでしょう。
何度も「仕事に行きたくない」と思っていると、仕事を辞めるという選択肢も思い浮かびますよね。退職や転職は対策のひとつですが、衝動的に会社を辞めるのは要注意です。
仕事に行きたくないという問題を解決するために仕事を辞める場合は、以下のことを考えておく必要があります。
もちろん、心身の状態によってはすぐにでも会社を辞めたほうがいい場合もあるでしょう。しかし、単に安易な気持ちで退職してしまうと、本末転倒な結果を引き起こしかねません。
仕事に行きたくないからと言って、勢いで会社を辞めてしまうことのないように注意しましょう。
「仕事に行きたくない」と感じている気持ちを我慢し続けていると、心身に大きなストレスがかかります。そのまま放置していては、体調不良やうつ病などのリスクも高まるでしょう。
また、仕事の効率も高まらず、悪循環に陥る可能性もあります。仕事に行きたくないと感じた場合は、我慢せずに自分に合った方法で対処することが大切です。
まずは、「つらい」と感じている心を認めてあげましょう。つらいと感じていることを認められずにいるとそれ自体がストレスになってしまう可能性があります。
つらさは誰しもが感じるものですから、そのような感情を持つことを否定する必要はありません。自分のつらさを認めたうえで、仕事に行きたくない時の対処法を知り、自分自身をケアしましょう。
仕事に行きたくない時のNGな行動を理解した上で、次は仕事が辛い時の対処法を見ていきましょう。
「仕事に行きたくない」と感じた時、感情的な行動や我慢を続けることは禁物です。あなたが仕事に行きたくない原因に合った対処法を実践していきましょう。
頭の中だけですべての物事を整理するのはとても難しいことです。順序立てて考えた気になっていても、上手くいかないことが多いですから、頭の中だけで考えるのはおすすめしません。
つらいことが何なのかわからないという場合には、思っていることを何でもいいので紙やノートに書き出してみるといいでしょう。順序立てて上手く書く必要はありません。
自分が思ったことを思いのままに書くだけでいいので、とりあえず頭の中にある考えを紙に書き出してみてください。そうすることで、何が問題なのか、どんなことにつらさを感じているのか、これからの対処方法はといったことについて考えやすくなります。
プライベートが充実していないということが、仕事へと影響を及ぼすことも少なからずあります。仕事にだけ目を向けるのではなくプライベートを充実させてみるというのもひとつの方法でしょう。
仕事が心配だったりついつい気になったりという気持ちはわかりますが、仕事以外の時間は気持ちを切り替えてプライベートの時間を大事にしてみてください。
仕事以外の時間を充実させて楽しいものにすることで、前向きになったりつらさが軽くなったりということもあります。自分のつらさは仕事以外にも原因があるのかもしれないということを覚えておくと、取れる対処の幅が広がるのです。
色々な対処を取れるようになることは、苦しさやつらさの解決に役立ちますから、仕事だけではなくプライベートにも目を向けられるような広い視点を持ちましょう。
仕事での人間関係が大事だとは言っても、やはり人には相性というものがあります。中には性格が合わなかったりする人がいるのは仕方のないことでしょう。
そのような人ともうまく付き合おうとすると、なかなかうまくいかずにストレスがかかってしまうことになります。ですから、あまりうまくやろうという意識を強く持ち過ぎないようにしてください。
性格が合わないのなら、過度に関わる必要はありませんから、仕事に必要な範囲で関わるといいでしょう。適度な距離を持って、関わりすぎないようにすることが重要です。
また、自分の味方になってくれるような相性の合う人と交流を深めていくというのも改善策としてはおすすめです。味方になってくれる人が近くにいるというだけで心は軽くなるものですし、いざという時には相談などもできるでしょう。
学校教育では休まないことが美徳とされがちです。多少体調が悪くても、行きたくないと思う日があっても、皆勤賞をとるために頑張って登校した人も多いですよね。
そうした経験から休むことへのハードルが高い人は、仕事を休もうという考えにすら行き着くのが難しくなっています。しかし、繰り返しになりますが、仕事以上にあなたの健康が大切です。
また、疲れやつらさが溜まっている時には正常な判断をすることは難しくなります。落ち着かない気持ちのままだと考えもまとまりにくいですから、とりあえずゆっくりと休んで心も体も落ち着かせるようにしましょう。
有給休暇を取りやすい職場なら、有休をとって一日のんびりしてみるというようなこともいいかもしれません。
仕事に行きたくない、というのは誰しもが一度は経験することで、それがただの甘えなのか、本当に休んだほうがいいレベルなのか、なかなか判断がつきませんよね。本人も判断が難しいですし、周りの人はなおさら判断がつかないですよね。
また、責任感が強い人ほど、「休みたいなんてただ甘えているだけ」「休んだら周りに迷惑がかかるのではないか」という気持ちから、無理を続けてしまう傾向があります。
家族や友達に相談してもなかなか答えが見つからない、どうすればいいか分からない、そんな方はぜひ、リッチデイズのカウンセリングを活用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から、親身に相談に乗らせていただきます。
「仕事に行くのがつらい!仕事に行きたくない時のNGな行動と対処法」はいかがでしたか?
どんなに好きな仕事でも身体的に疲れが溜まったりストレスを感じたりすると、「仕事したくない」という気持ちにもなります。しかし、なかには「辛い」「しんどい」という気持ちこそが体や心からの危険信号の場合があるので注意が必要です。
そんなときは自分を責めたり我慢したりせずに、まずは一旦立ち止まって自分自身の本音に耳を傾けてみましょう。仕事が辛いと感じる原因をしっかりと把握し、対処することで、仕事もプライベートも充実させられるようになります。
心身の状態がいつもと違うなと異変を感じたら、ご自身の健康を守るためにも早めの対処が必要です。カウンセリングを受けて、あなたの生きづらさを解消してみてくださいね。
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