「パートナーの性癖が異常なんだけど、どうしたらいい…?」と悩んでいる人は少なくありません。パートナーの性癖が理解できないと、スキンシップをするときに嫌悪感を抱くでしょう。
男女の関係はデリケートなため、シンプルに割り切ることができないこともあります。 「パートナーのことは好きだけど、性癖を知ってドン引きした」というケースは意外と多いものです。
それでは、異常な性癖の原因とは、一体何なのでしょうか?そして、異常な性癖を持つパートナーには、どのように接したら良いのでしょうか?
この記事では、パートナーの性癖が理解できない時の対処法について徹底解説いたします。パートナーの異常性癖に、漠然とした不安を抱えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔異常性癖の原因とは?
✔異常性癖を持つ人の深層心理は?
✔パートナーの性癖が理解できない時の対処法
もくじ
異常性癖を持つようになるのは、いくつかの原因があります。
それでは、一体何が原因で異常性癖を持ってしまうのでしょうか?異常性癖を持つようになる主な原因を見ていきましょう。
幼少期の生育環境が異常性癖の原因になることも少なくありません。例えば、親からの愛情を十分に受け取ることができなかったり、虐待を受けていたりした場合、トラウマとなって異常性癖が発症することがあります。
あるいは、痴漢やレイプなどの性的被害だけでなく、「毛生えてるのか見せてみろよ」などと言われ、無理矢理パンツを脱がされたなどの強烈な体験も例のひとつです。
このように、異常性癖によって犯罪やトラブルを起こす人の多くは、幼少期のトラウマが原因になっていることが多いともいわれています。
思春期に観たアニメや映画が影響で異常性癖を持つこともあります。思春期は思想や性意識が形成される時期でもあるので、刺激的なシーンをキッカケとして異常性癖を持つようになるのです。
例えば、「女性にピンヒールで踏み潰されたい!」「ろうそくのろうを尻や大事な部分に垂らしたい」など、映画やアニメに出てくるようなシチュエーションが好きなら、思春期の影響が強いかもしれません。
過度なストレスは、子どものうちも大人になってからも異常性癖を持つこともあります。特に、真面目な人に多い特徴です。常に忙しく日々のストレスを上手く発散できない人は、自分をフルに解放するために、異常な性癖によって発散することがあります。
バリバリ働き男性からも女性からも尊敬されるような人が「赤ちゃんプレイ」のような異常性癖でストレスを発散させたり、「野外露出」することで開放感やドキドキ感を味わったりするのです。
異常性癖を持つ人はどのようなことを考え、行動をするのでしょうか?もし、あなたのパートナーが人とは違う異常性癖を持っていた場合、少しでも理解したいと考えるはずです。
本人が異常性癖に無自覚な場合もありますが、好きだからとパートナーの性癖を全て受け入れるのではなく、その心理にも目を向けてみることも大切です。良好なパートナーシップを築くためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
幼少期の満たされなかった感情が、異常性癖となって現れる場合があります。充分な愛情を感じられなかったため、寂しい気持ちから逃避するために歪んだ性癖を持ってしまうという場合は、満たされたいという心理が大きいでしょう。
愛情の表現の仕方が分からないため、歪んだ形になってしまうこともあります。心を許した相手には、その満たされない気持ちをぶつけるように接してくることもあるかもしれません。
一般的な性的刺激では満足できず、さらなる刺激を求めている場合があります。そのため、普通の人が興奮しないような異常な物や異常な事に刺激を感じ求めるのです。
性に対する好奇心が旺盛だと、異常性が高い刺激を求めてしまいます。そして、一度刺激の強い経験をし興奮を覚えると、次はさらに強い興奮を得ようと異常性癖を発展させていくのです。
自分の好きな部分を強調することでより強い性的興奮を感じるので、相手に共有してほしいという心理が働きます。セックスの時も、「ここを見せてほしい」「こうしてほしい」という要望を伝えてくることもあるでしょう。
自分の異常性癖を隠している人は多いです。周りに自分の性癖を言えずに我慢していることが多いため、深層心理では自分の性癖を理解してくれる人を求めています。
人にはいえない秘密のセックスをしている、恥ずかしがり戸惑う相手を見てさらに興奮することもあるでしょう。異常性癖を打ち明けるのは勇気のいることなので、好きな人には理解してほしいと思う人も多いのです。
秘密を共有することで、さらに仲良くなりたいと考えていたり、性癖を人に言えず我慢しているため、「自分を理解し受け入れてもらいたい」という欲求が根底にあるのでしょう。
異常性癖の中には嫌悪感を感じられるものも多く、行き過ぎると犯罪行為になるものもあるため、異常性癖を抱えている人の中にはやってはいけないことをしているという背徳感を感じている人も多いようです。
その背徳感から、性的嗜好を周囲に隠すという心理につながります。「してはいけない」「許されない」という心理がより性的興奮を増幅させることもあります。ドキドキ・ハラハラを味わうために、徐々に行動が過激になってしまうのでしょう。
相手を支配することに興奮を覚える人もいます。人を自分のいいなりにする支配欲が快感に繋がるケースです。自分を優位な存在にすることで生じる優越感が興奮に繋がるのでしょう。
このような場合は、「相手を支配したい」という欲求が強くなると言葉による精神的支配だけでなく、暴行などによる肉体的支配へとエスカレートしてしまう傾向があるため注意が必要です。
異常性癖を持っている人の多くは、通常隠しているケースが多いです。そのため、実際に交際をスタートしてから、パートナーのさまざまな性癖に気付くことがあります。
あなたが一方的に我慢し続けることは、良好な関係とはいえないです。ここでは、パートナーの性癖が理解できない時の対処法をご紹介いたします。まずは、自分の気持ちに素直になることから始めてみましょう。
パートナーのことが好きだからと、嫌なことでもつい要望を受け入れてしまう人がいます。しかし、それではいつか会うことが嫌になってしまうかもしれません。
受け入れてあげることも大事ですが、どうしても生理的にキツイ場合は、正直に「嫌」ということを伝えましょう。それでも、自分の性癖に無理やり付き合わせようとする場合は、お別れすることも検討した方がよいかもしれません。
なぜなら、自分の欲求だけを満たそうとするのは、あなたを大事に思っていない証拠です。あなたが一方的に傷ついたり嫌な思いをすることのないように、パートナーときちんと話し合いましょう。
異常性癖の中には、大変危険な性癖もあります。相手に苦痛を与える加虐性愛や、性行為中に首を絞める窒息性愛など、過激化すれば命に関わるような異常性愛もあります。
歩み寄る姿勢をみせることも大切ですが、実際に自分がどう感じるのか冷静に受け止めてみることも大切です。パートナーが身の危険を感じるような異常性愛を愛好する場合は、事故が起きる前に距離をとるのが賢明です。
パートナーが自分の異常性癖に悩んでいたり、日常生活に支障をきたしていたりする場合は、心理カウンセリングを受けてもらうと良いです。特に、犯罪行為に及びそうな場合は、一刻も早く専門家に相談しましょう。
本人が病院に行くのを嫌がった場合は、パートナーが相談しに行くのもおすすめです。性癖は深層心理が大きく影響しているので、自分ひとりの力で解決することは難しいといえます。性癖の悩みを解消することで、安心して良好な関係を築けるようになるでしょう。
人の性的嗜好はそれぞれ違うので、一般的な嗜好の人には思いもよらないことに興奮する人たちもいます。しかし、パートナーが危険な異常性癖を持っていたとき、愛しているからといって危険度が高い行為に付き合うのは考えものです。
自分を信頼して打ち明けてくれたのだからと、できるだけ受け入れようとする人もいるでしょうが、異常性癖はより興奮を得るためにエスカレートすることがあります。場合によっては命の危険もありますので、十分注意が必要です。
異常性癖を治したい人、パートナーの異常性癖に悩んでいる人はカウンセリングを受けてみましょう。特に犯罪に繋がるような異常性癖を持っている方は、直ぐにでも専門家のカウンセリングを受け治療することをおすすめします。
常性癖を治すことで新しい趣味を見つけたり、出会いの幅が広がったりと明るい未来が見えてくるかもしれません。もし、あなたがパートナーの異常性癖に悩んでいる場合は、お気軽にご相談くださいね。
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