「自分を好きになれない」「どうしたら自分を好きになれるんだろう」と、このようなお悩みをお持ちではありませんか？自己否定の気持ちが強まると、新しいことに挑戦できなくなったり、他者を受け入れられなくなります。

 

その結果、ネガティブな考えが心の中に広がり、「自分には価値がない」「何をやってもうまくいかない」と苦しい気持ちになってしまうでしょう。自分を好きになれないと、人生に良くない影響を及ぼすします。

 

それでは、どうすれば自分を好きになることができるのでしょうか？そして、ありのままの自分を受け入れて、自分らしく生きる方法はあるのでしょうか？

 

この記事では、自分を好きになれない苦しみを乗り越える対処法について徹底解説いたします。あなたの人生がより豊かになるように、一緒に考えていきましょうね。

 

 

自分を好きになる方法10選！自分を好きになれない苦しみを乗り越える対処法

 

これまで自分を嫌いだと思ってきた人にとって、いきなり「自分が好き」と思うことは難しいことでしょう。自分の悪いところ、できないこと、嫌な部分を言い出すと止まらない……など、それぞれ悩みはあります。

 

しかし、ちょっとした行動や考え方の習慣付けで、自分自身への見方が変わっていきます。ここでは、すぐに始められる自分を好きになる方法10選をご紹介いたします。

 

1.自分に自信をもつ

自分を好きになるためには、何かしら自分の長所や取り柄を見つけ、そのことを理由に自信をもつことも大切です。何か得意としていることはありませんか？

 

「他の人よりもこれだけは得意」とか「これは頑張ったから自信がある」など、そういうものを見つけるか作り出すことができれば、自分に少しずつ自信をもつことができます。

2.自分を癒やす時間を作る

仕事や勉強、家事や育児など、マルチタスクを抱えて忙しい日々を送っていると、自分をいたわることを忘れがちです。一日の中で、お風呂タイムや寝る前の５分でもいいので、意識的に自分を癒やす時間を作ってみましょう。

 

例えば、いい香りの入浴剤を使ったり、おやつにちょっと高級なチョコレートを食べたりなど、自分に「小さなご褒美」を用意するのもいいかもしれません。自分自身を大切にすることで、心の余裕が生まれます。

 

3.自分磨きをする

自分磨きは外見や内面にさまざまな変化を与えて、自分を輝かせてくれます。興味深いことに、多くの人は「現在の自分の外見」によって自分に対する気持ちが変動します。人は外見に自信があるときは、自分に自信が持てるのです。

 

そして、食生活の見直しや軽い運動、早寝早起きなど生活習慣を整えていくと、精神的にも安定します。また本を読んで多くの人の価値観に触れて知識を増やしたりすることも大事なポイントです。

 

4.コンプレックスを受け入れる

コンプレックスが強いことが原因で自分を好きになれない場合は、コンプレックスとなる部分を克服・解消することよりも、自分の個性として受け入れられるようにしましょう。

 

心から自分を好きになるためには、いきなり具体的な行動から始めるより、ありのままの自分を受け入れることが大切です。これは心理学では「自己受容」と呼ばれている概念で、「自分自身のプラス面もマイナス面も、ありのまま全て受け入れること」を指します。

 

またコンプレックスは克服したり解消したりしても、すぐに次のコンプレックスとなるものが気になりだしてしまう可能性もあります。そのため、今の自分そのものを受け入れられると、自分に対するマイナス感情を減らしていけるのです。

 

5.感謝を表現する

「感謝」の気持ちには、心を整えてやる気をアップさせる力があります。普段から、人に何かをしてもらったり、助けてもらったりしたときは、ささいなことでも「ありがとう」と伝えましょう。

 

また、身の回りのことで自分が恵まれていると感じたら、しっかり認識することが大切です。感謝の内容をノートに記したり、寝る前に「ありがとう」と意識的に口に出したりすることも効果的です。

 

6.他人を否定しない

誰からも愛される人は、肯定的に物事を捉えることができます。そのため、「それって違うよね」「あの人って〇〇だからさ～」といったように相手を否定することを言いません。誰しも、会話をしている相手に否定されるとちょっと嫌な気分になるものです。

 

誰からも愛される人は相手の気持ちを考えているので、簡単に否定したりせず肯定してくれます。そこに魅力を感じるから、周囲から親しまれて人が集まります。他人を受け入れることで、自分自身を認めることができるようになり、結果的に自分を好きになるのです。

 

7.理想をイメージする

誰でも自分の中で「こうなれたらいいな」「こういう方は素敵だな」という理想や憧れを持っていると思います。あとは、その気持ちを具体的に形にしていく努力が必要です。

 

まずは、「理想の自分」を設定してみましょう。やりたいことや、達成したいことなど明確な理想像をイメージできれば、自分に必要な課題を整理できます。目標があり、やるべきことが分かれば、日々の充実度が向上するでしょう。

 

また大きな目標を決めてしまうと失敗してしまう可能性もあるので、簡単に達成できそうな目標から設定し、小さな目標をコツコツ達成していくことをおすすめします。

 

8.周囲に言い訳するのをやめる

周囲からの非難を避けるために言い訳をしたことで、さらに周囲の自分をみる目が気になってしまったという経験はありませんか？周囲の人は特に何も感じていなかったとしても、言い訳をした自分自身が負い目を感じてしまうことがあります。

 

何か失敗をしてしまったときは、言い訳をするのではなく、潔く状況を受け入れ、謝ってしまった方が罪悪感をため込まずにすみます。潔い自分に対しては嫌悪感を抱くこともないため、そんな自分を好きになることができるでしょう。

 

9.「ネガティブはダメ」と思わない

誰しも失敗や不運に見舞われることはありますし、そんなときは当然落ち込むものです。無理に「ネガティブになっちゃダメ！」などと思う必要はありません。今のあなたのままで、十分に価値があります。

 

「ネガティブな感情は悪」と思われがちですが、不安や自己批判は、次の成長へと繋がります。自分の中にあるネガティブな感情を責めるのでなく、「そんなときもある」と自分をいたわってあげることが大切です。

 

10.美味しい食べ物を食べる

「美味しい食べ物を食べる」のは「贅沢をする」とは違います。ストレス解消のために手あたり次第食べてしまうという食生活では、お腹は満たされますが心が満たされません。

 

解消のために、高級食材ばかりに手を出す人も「お金を使った」「食べた」という点で満たされるだけで、逆に無駄遣いや食べ過ぎの後悔で落ち込むことがあります。

 

自分を好きになるためには、自分が心から美味しいと思える食べ物をできるだけ食べるように心がけましょう。筆者は、自分へのご褒美に、大好きなラーメンとスイーツを堪能する時間が至福のひと時です。あなたが幸せを感じる瞬間はどんな時ですか？

 

自分を好きになるメリット

 

自分を好きになると、得られるメリットはたくさんあります。

 

自分のことを好きになると自分がどう変わるのか、周囲がどう変わるのかを考えてみましょう。ここでは、自分のことを好きになることで得られるメリットをご紹介いたします。

 

1.心に余裕が生まれる

心に余裕が生まれると、周りからの意見を聞いた上で、しっかり自分なりの考えを持てるようになります。そのため、忙しい中でも笑顔を作れたり、相手のことを思いやることができるのです。

 

そして、自分と価値観が違うことがあっても否定はせずに他の人は他の人、自分は自分と割り切れるようになるので、周りに対する不満や愚痴がなくなります。また人の目も気にしなくなるので、さまざまなことを心から楽しめるようになります。

 

2.相手を受け入れやすくなる

自分を好きになるということは、自分が満足できない部分も受け入れることを意味します。自分には欠点があることを自覚した上で、欠点を含めて自分を認められてはじめて、自分のことを好きになれるのです。

 

そして、自分の欠点を認めて、受け入れることができた人は、他人の欠点に関しても寛容です。例えば、会社の上司や後輩、プライベートでの付き合い、どの人間関係でも相手の欠点が見えても、頭から否定することなく、受け入れる気持ちを持てるようになります。

 

3.自分に自信がつく

自分に自信を持てると人生が大きく変わります。考え方がポジティブになるので、自己肯定感が高まり、チャレンジ精神を持つことができます。自分自身でモチベーションを維持できると嬉しいものです。

 

今までなら何事に対しても不安な気持ちばかり強くなってしまっていたのが、自信がついたことにより自分ならできる！ と前向きに考えられるようになります。自分からいろいろなことに挑戦できるようになると、自身の成長にも繋がり、人としての魅力も上がるでしょう。

 

4.毎日が楽しくなる

自分を好きになるメリットで、これが一番嬉しいことなのではないでしょうか？自分を好きになると、何をしていても楽しいく感じる事ができるようになります。これは、生きていく中で重要なメリットです。

 

あなたの人生はあなたが主人公です。自分を大切にできれば、自身の周りにいる人も大切にできるので、愛され上手な人間にもなれます。言動も一気に変化し、日々の中にある小さな幸せに気付くこともできて、穏やかで温かい毎日を過ごせるようになるでしょう。

 

自分を好きになれない苦しみを乗り越える対処法

 

「自分が嫌い」という感情は、経験した人にしかわからない苦しみがあります。家族や友人に相談しても、「そんな気にする必要ないんじゃない？」と言われたり、その度に「こんな気持ちになるのは自分だけなのか……」と、ショックを受けたこともあるでしょう。

 

今は「自分には、本当に欠点や短所がある」と思えて仕方ないかもしれませんが、あなたは十分に苦しんでいます。これ以上、自分を傷つける必要はありません。本当は、あなたは自分に嫌われる人間ではないはずです。

 

もし、自分を好きなれない苦しみを抱えている人は、今思っていることをどんどん紙に書き出していきましょう。最初はうまくできなくても、単語を書くだけで十分です。また書こうと意気込まずに、何か思いついたときに書き留めるというのでもいいです。

 

思考や感情を言語化することで、自分を知るきっかけをつかむことができます。特に「自分の気持ちをおさえている人」におすすめです。今思っていることを書き出してみると、「こういうことがつらかったんだ」と苦しかった理由が分かってスッキリします。

 

自分を好きになれないという人は、自分を少しずつ好きになることで人生観や周囲の人たちへの対応も変わっていきます。特別な行動に移さなくても、考え方を少し変えるだけでも良いのです。

 

物の見方を変えるだけでも、自分のことは好きになれるので、今自分にできることを一つずつ始めてみてくださいね。

 

まとめ

 

「自分を好きになる方法10選！自分を好きになれない苦しみを乗り越える対処法」はいかがでしたか？

 

自分を好きになるためには、好きになれない原因を見つけて、それとどう向き合っていくか考えることが必要です。改善できる部分は、小さな目標を作ってコツコツ自分のペースで日々達成していきましょう。

 

そして、あなたが1日でも早く負のループかから抜け出したいなら、心理カウンセリングを受けることをおすすめします。あなたの考え方の癖を紐解きながら、一緒に問題解決をしていきましょう。

 

今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷

 

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