あなたは、「上司が怖くて萎縮してしまう…」「上司が怖くてうまく話せない…」と悩んでいませんか?このように、職場の上司が怖くて、仕事に行くのが辛いと悩んでいる人は少なくありません。
上司を「怖い」と思いながら仕事をしていると、職場がとても息苦しく感じてストレスも溜まりますよね。ストレスを抱えて無理に仕事を続けてしまうと、心身共に疲弊してしまうのは当然のことです。
それでは、よくいる怖い上司の特徴とは、一体どのようなものでしょうか?そして、上司が怖くて仕事が辛い時の対処法はあるのでしょうか?
この記事では、上司が怖いと感じる原因と対処法について徹底解説いたします。上司が怖くて仕事に行くことが辛いと感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
✔上司を怖いを感じる原因とは?
✔よくいる怖い上司の特徴とは?
✔怖い上司に対して萎縮せず上手に付き合う方法
職場の人間関係にストレスや恐怖を感じている人の中には、「以前はそのように感じることはなかった」という方もいるでしょう。それでは、職場の上司が怖くなってしまう背景には、どのような原因があるのでしょうか?
ここでは、上司を怖いと感じる主な原因についてご紹介いたします。自分はどうかな?と考えながら、一緒に見ていきましょう。
職場の人間関係が怖くなってしまうきっかけの一つに、「激しく怒られたこと」があります。上司や先輩から怒られたとしても、その人との信頼関係が出来上がっているのであればさほど大きなダメージにはならないでしょう。
しかし、日々の業務ではあまり関わりがない上司や先輩から仕事のミスなどを怒鳴られたり、長々と説教されたりすることで、その経験がトラウマとなり「もう怒られたくない」という気持ちからその人に対して恐怖感を抱いてしまうことになります。
些細なミスも許してくれなかったり、ちょっと時間に遅れただけですごく責めてくる人もいます。仕事の出来に限らず、挨拶や身だしなみなど、一挙手一投足を見逃さない、中学や高校に1人はいる運動部顧問のようなタイプです。
正しいことを言っているときもあるんですが、些細な間違いも許されない緊張感は、ピリッとした空気になります。「〜すべき」という思考が強い人は、「自分の考えや行動は正しい!」と、強く思ってるため、本人自身が自分のことを厳しいと感じていないケースが多いです。
筆者は過去、見た目や態度がとても怖い上司の下で働いた経験があります。怖い人特有の近寄り難いオーラ、鋭い目つき、大きなガタイと声、怒る時には机をバンと叩いてビクッとさせるような挙動もあり、まともに会話ができませんでした。
その人の個性でもありますが、やはり一緒に働く上司の見た目や態度が怖いと萎縮してしまいます。「上司の存在が怖いもの」と認識してしまうことで、居心地が悪くなってしまうのです。
いじめや悪口も直接仕事とは関係のない部分であることから、本人が我慢をしてしまうケースが多いです。そのような状況が続けば、疲れてしまうことも仕方がありません。
例えば…
このように、大人が集まるビジネスの場においても子どもレベルの嫌がらせをしてくる人がいます。そういった人に対しては「気にしない」「流す」といった対応が取れれば良いですが、職場の規模が小さくてどうしても悪口が耳に入ってきてしまうでしょう。
感情の変化や言葉数が少なく、何を考えているのかがよくわからない上司には、また違った怖さがあります。接し方が掴みづらく、どう思われているのかわからない上、そういう人に限って意外と他人を見透かしていて、ごまかしがきかないからです。
声を荒げることは少ないものの、グサッと刺さる一撃もあるため、感情的な人より怖い場合もあります。相手の考えが読めないことも、上司が怖いと感じる原因となるのです。
ここからは、よくいる怖い上司の特徴をご紹介いたします。日本のドラマや映画でも、怖い上司や意地悪な先輩、同僚からのいじめなどのシーンをよく見かけます。
作品にまで取り入れられ、それが多くの人の人気を集めることを考えると、日本中の職場で少なからずそのようなことが日々起きているということです。ご自分に置き換えて考えてみてくださいね。
職場によくいる怖い上司の典型が、仕事のミスについて強い口調で怒る人です。このような人がいると「次に失敗したらまた怒られるかも」という恐怖を感じやすくなり、仕事がうまくいかない悪循環に陥ってしまいます。
この場合にまず自分ができることは、仕事のミスを減らして怒られる原因をなくすことが重要です。初歩的なミスをしたり同じようなミスを繰り返したりすると、仕事の責任を負っている上司としては厳しく接しざるを得ないこともあるでしょう。
ミスをしてしまった場合は原因を特定し、同じミスを繰り返さないように対策を取ることも必要です。そうすることでミスを少しずつ減らすことができ、任された業務を問題なくこなせるようになります。
自分の能力を遥かに上回る、高いレベルの仕事を求めてくる上司もよくいます。特に仕事に対してストイックな上司であれば、自分にも同じレベルを求めているような気がして「上司が怖い」と感じてしまいます。
この場合は、自分のレベルを少しずつ上げて上司の期待に応える努力をすることが大切です。また、上司がとても仕事のできる人なら、良い手本として取り組み方をまねしてみましょう。
さまざまな改善策を試している姿を見せるだけでも、上司の対応や、自身の気持ちが変わるかもしれません。
お気に入りの部下ばかり優遇し、気に入らない部下にはすぐに難癖をつけるタイプです。気に入っている部下には親切なのに、気に入らない部下には無視や冷たい対応をする上司は、取り扱い方に悩みます。
また、「部下には偉そうなのに立場が上の人には媚びる」といった、一貫性のない態度は、誰がみても不快感を覚えるでしょう。自分の感情や損得で態度を変える上司は、信用も尊敬もできません。
この場合は、まずは自分のやるべきことにフォーカスを当てた方がいいでしょう。上司の言動で一喜一憂してしまうのは時間の無駄です。あなたのできることに専念した方が、仕事も効率的に進みます。
上司が常にイライラしている人だと、理不尽なことで怒られたり、関わっていないトラブルの八つ当たりをされたりしそうで「関わるのが怖い」「話しかけにくい」と感じることがあります。
この場合、上司の機嫌が悪そうなときは、極力自分から近づかないほうがよいでしょう。上司は自分よりも遥かに多く仕事を抱えていて、気持ちに余裕がない状況の可能性もあります。
業務上、どうしても話しかける必要がある場合は、事前に話の要点を整理しておいて端的に結論から伝えましょう。もし上司に気遣った対応をしたにもかかわらず八つ当たりをされたら、自分に落ち度はないため、必要以上に気に留める必要はありません。
自分の考えや今までのやり方がベストだと思い込み、異なる意見や新しい考えを認められない視野や度量の狭い上司も少なくありません。「上司と意見が違ったときに、自分の考えを伝えたら全否定された!」なんてこともあるでしょう。
テクノロジーが進化し、時代の流れが速い現代においては、数年前に正解だったことが数年後には全く役に立たなくなることも往々にしてあります。しかし、「このやり方で成功してきたから」「この方法がやりやすいから」という固執した考えから、他の意見を受け入れられないこともあるのです。
自分がすべて正しいと思っている上司には何をいっても通用しません。自分ひとりではどうにもできないときは、直属の上司の上司や、直属の上司と同じ役職の上司と仲良くなるのも一つの方法です。
どんな仕事でも完璧にこなしてしまうような優秀すぎる上司の場合、自分が業務でつまずいたときに「どうしてこんな簡単な仕事もできなの?」と理解してもらえなさそうで怖いと感じることがあるでしょう。
ただ、「隙がない人だから、仕事に高いレベルを求められていそう」「失敗してもわかってもらえなそう」という印象から、そう思いこんでしまっている可能性があります。本当に優秀なのであれば、自分の仕事をこなすだけでなく、若手を育てたりフォローしたりすることにも長けているはずだからです。
優秀な上司のことを深く理解していないのであれば、一緒にランチをするなど仕事以外の場面で上司と接点を持つと親しみやすくなるかもしれません。
職場に嫌いな人や苦手な人がいたからといって、すぐに職場することはおすすめしません。なぜかというと、また新しい職場でも人間関係でつまずいた時、「退職する」という選択しかできなくなってしまう可能性があるからです。
人の悩みの99%は対人関係といっても良いでしょう。それだけ人は常に他人との関係に悩まされているということです。だからこそ、今の状況をきちんと理解して、どうすれば良いのかを考える必要があります。
ここでは、怖い上司に対して萎縮せず上手に付き合う方法についてご紹介いたします。「上司が怖い、でも仕事は続けたい!」人は、ぜひ参考にしてくださいね。
最もシンプルな方法は、自分からコミュニケーションを取ることを極力減らすことです。同じ職場であるからといって、職場の人と無理にコミュニケーションをとる必要はありません。
例えば、仕事の連絡はチャットやメールで済ませたり、トイレやランチは被らないように時間をずらしたりと、苦手な人・嫌いな人とは積極的に距離を取りましょう。無理をしないことが一番です。
もちろん、業務上でどうしても関わりを持たないといけないこともあるでしょうが、コミュニケーションの頻度を下げれば問題が起きる可能性も減らすことができます。
心の優しい人ほど対人関係に悩みます。しかし、他人の気持ちはいくら考えても100%把握することは不可能です。同じように、他人があなたの感情を100%理解することもできません。
不可能なことに労力を割いても、それは徒労に終わってしまいます。「相手の気持ちをすべて理解し、不快に思われないよう行動する」などと考えすぎなくて構いません。
上司だから、先輩だから、と相手に気を遣いすぎる必要もないでしょう。自分らしく振る舞った上で、あなたの素の性格を理解し、受け入れてくれる人と積極的にコミュニケーションをとるのです。あなたにとって大切な人との時間を大切にしてくださいね。
上司が怖いと思うのは、その人の話し方や口調のせいかもしれません。感情的な言葉はスルーして「上司が何を伝えようとしているのか」という点だけに集中しましょう。事実と感情を分けることで見えてくることもあります。
例えば、厳しい言葉で叱責されても、原因の解明や次のアクションに意識を向けることで、余計な恐怖心をあおられずに済みます。また「怒られたことでパニックになり、余計に仕事ができなくなってミスをする」という悪循環を防ぐことができるでしょう。
厳しい上司に注意されても萎縮しないようにするためには、「自分なりに最善を尽くしている」と思えるまで仕事に向き合うことが大切です。中途半端な気持ちで仕事に取り組むと、自分に落ち度があると自覚しているため、上司に注意されたときに萎縮してしまう原因になってしまいます。
例えば、「同じミスを繰り返さない」「こまめに報連相をする」など、自分がやるべきことをしっかりやっていれば、上司から厳しく注意されたとしても堂々としていられるでしょう。
最善を尽くした上で、上司から指摘があった場合には「指摘されたところを改善しよう」と前向きに捉えることができるようになります。
職場での人間関係や今後のキャリアなど、仕事の悩みを抱えている人にとっては、誰に相談するかは重要なポイントでしょう。仕事の悩みを相談する際の選択肢として、カウンセリングがあります。
カウンセラーは相談者の悩み・不安に寄り添い、親身に話を聞いて理解・共感してくれます。悩みを打ち明けずに溜め込んでいた人や、周囲の人に話して理解を得られなかった人にとっては、「誰かに理解してもらえた」という経験を得られ、気持ちがスッキリするでしょう。
また、カウンセラーに仕事の悩みや不安を自分の言葉で話すことによって、客観的に自分自身を捉えるきっかけになります。自身を客観視できるようになることで、悩みや不安の元になっている自身の考え方や環境といった根本的な原因が明らかになる効果を期待できます。
職場の人間関係のなかでも、多くの人が悩んでいる上司との関係です。怖い上司がいると、会社に行くのが憂鬱になり、「仕事に行きたくないな…」と思うこともあるでしょう。
まずは、あなたが上司の何が怖くて、何が辛いのかを整理することが重要です。仕事のミスが多くて怒られてしまう人は、仕事のスキルアップやミスを防ぐためにできる工夫があるでしょう。
あるいは、パワハラやセクハラ、理不尽な上司などに悩んでいる場合は、会社の人事や労務に相談する方法もあります。人事や労務に相談しづらい場合は、他の部署の先輩や上司などでも良いでしょう。カウンセリングを受けるのも一つの方法です。
「パワハラが日常化していて心が折れそう」「上司の存在があまりにもツラく、今後の改善も望めない」という場合は、思い切って環境を変えることも視野に入れみてください。あなたの心が壊れてしまう前に、今できることから始めてみましょう。
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