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2023.12.22 家族の幸せ親子の悩み 子どもの考える力を育てる方法!親子で成長する育児の楽しみ方とは?

子育て中のお母さんお父さんであれば、子どもの「思考力」を伸ばしたいと考えますよね。ただ言われたことをやるだけではなく、自分で考えて物事を解決できる人がこれからの社会には必要だと言われています。

 

それには思考力、つまり「考える力」がとても重要です。しかし、考える力はすぐに伸びるものではなく、日々の積み重ねが必要になります。一日の努力では、考える力を身につけることはできないということです。

 

それでは、学校の授業以外に、どのようにすれば子どもの考える力は育まれるのでしょうか?親子で成長する育児の楽しみ方を見つけることができれば、さらに育児が楽しくなるに違いありません。

 

そこで今回は、子どもの考える力を育てる方法について徹底解説いたします。ぜひ参考にして、ご家庭で楽しめる育児の方法を見つけてみてくださいね。

 

このブログで学べること

✔なぜ思考力は重要なのか?

✔子どもの「考える力」を育てる会話

✔子どもの思考力を鍛える習慣

 

子どもの考える力を育てる方法!親子で成長する育児の楽しみ方とは?

 

子どもの考える力を伸ばすためには、幼児期にたくさん考え、自分の言葉で話をすることが大切になります。発達が著しい幼児期の脳を刺激することにより、考える力が鍛えるのです。

 

社会人になって未来を切り抜くためには、変化にも柔軟に対応する力が必要になります。例えば、幼児期から親子で料理や掃除、家のことをするだけでも、他社と協力して答えを導き出す力も身につくのです。

 

これからの未来は技術の発達により、簡単な仕事・作業は機械やAIに置き換わっていくと言われています。考える必要のない「指示通りに動くこと」「ミスのない作業」「数字の確認」などは、人ではなく機械のほうが確実かつ低コストなのはご理解いただけますよね?

 

そのため人が担う仕事は、機械ではまだ難しい「考える・工夫する」「新しく発想する」などの思考力が求められる可能性が高くなります。今の子どもたちが大人になるころは、今現在ある多くの仕事はすでに無くなっているかもしれません。

 

時代に合ったスキルを育て、すべての子どもたちが社会に対応できるようになるためには、「思考力」が必要です。逆を言えば、思考力がないと未来を切り抜くことが難しいのかもしれません。これこそが、子どもの思考力を育てるべき理由だと言えるでしょう。

 

子どもの「考える力」を育てる会話

学校の授業を通して思考力を鍛えることもできますが、より身近な環境でお子さまの考える力を伸ばす方法としておすすめなのが、たくさん会話をすることです。子どものうちは親子で会話をする時間と頻度が多いので、上手く活用すると考える力を着実に伸ばすチャンスになります。

 

しかし、ただいつものように会話をするだけでは、お子さまの考える力はあまり伸びません。親子の会話を少し工夫した3ステップで考える力を引き出しましょう。今日からできることなので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

ステップ1.気づきや疑問を、考えるきっかけにする

子どもは好奇心が旺盛で大人が気づかないさまざまなことに関心や疑問を抱きます。自然に浮かんだ気付きや疑問は、何かを考える時のお題となり、考え始めるきっかけになるので、思考力をトレーニングする絶好のチャンスです。

 

お子さまが気づいたこと、疑問に思ったことを見逃さないことが大切です。このとき、どんな些細な内容でも拒絶せずに、共感するようにしましょう。時には、親から質問を投げかけてみると、より考える力を育むことができます。

 

考える力を伸ばすおすすめの声かけは、以下の通りです。

  • 「どうしてそう思ったの?」
  • 「最近、興味のあることはある?」
  • 「どうしてこうなったかわかる?」
  • 「お母さんにも教えてくれる?」

 

など、子どもに考えるきっかけを与えてあげることが、思考力を鍛えるのに効果的です。子どもも大人から質問されると、自分を肯定化してもらえたような気持ちになり、喜んで話してくれるでしょう。

 

ステップ2.ゆっくりと考えさせる

子どもに何か聞かれたとき、すぐに答えを言って会話を終わらせてしまうことはありませんか?もちろん、答えを教えて学ばせることも大事ですが、思考力を鍛えるためには、お子さまの疑問に大人が答えを与えず、まずはじっくり考えてもらいましょう

 

親に答えを教えてもらう癖がつくと、子どもは自分で考えることを諦めてしまいます。なので、親が先回りしないことが大切です。たとえ子どもの考えや答えが間違っていたとしても、最後まで話を聞く姿勢を崩さず、たくさんのアイデアを引き出すことを意識してみてください。

 

子どもながらに考えたアイディアを認め、どうしてそういう答えを出したのか質問してあげることで、子どもは自分の意見に自信がもてます。答えの正しさより、「考えた」という過程を褒めてあげることが大切です。

 

ステップ3.子どもと一緒に答えを探す

たくさん考えを出したら、一つの結論にたどり着けるよう一緒に考えてみましょう。このとき子どもに答えを「与える」のではなく、「気づかせる」ことがポイントです。

 

お子さまとの会話を広げて新しい視点に気づかせてあげたり、質問やヒントで考えやすくなるように話してみましょう。また、親子で一緒に分からないことを調べてみると、子どもの自発的思考や積極性も磨かれます。

 

子どもの考える力を育てる声かけは、以下の通りです。

  • 「ここまでよく考えられたね。一緒に答えを調べてみようか!」
  • 「〇〇ちゃんはそう思うんだね。お母さんはこう思うよ」
  • 「この答えの正解を出してみようか」

 

など、子どもの気持ちを尊重しながら、答えを導いてあげることが大切です。子どもは大人と違い、考えることに時間がかかります。私たち親は、子どもの考える力を伸ばすために「考える時間と機会をたくさんつくる」ことを意識して、生活をしましょう。

 

ただし、最初から子どもとの会話を広げたり、積極的に考えさせるようと工夫することは難しいかもしれません。慣れないうちは子どもとの会話で積極性に「どうしてそう思うの?」と聞くだけでも、お子さまが考えるきっかけを作ることができます。

 

子どもの思考力を鍛える習慣

冒頭でもお話しましたが、思考力は、一朝一夕で身につくものではありません。そのため、日常的な習慣でトレーニングを積み、鍛えていくことがポイントです。これは筋トレと同じで、時間はかかりますが、確実にしっかりとした成果をあげることができます。

 

ここからは、子どもの思考力を鍛える習慣について詳しくお伝えいたします。無理なく始められることから、一つずつ実践してみてくださいね。

 

1.理由を考える癖をつける

思考力を鍛えるためには、結論に至る理由や原因を考えることが効果的です。なぜなら、理由や原因を考えることは、筋道立った論理的思考力を身につける訓練となるためです。そのため、普段のおしゃべりから理由を問う声かけをしてみましょう。

 

その際「思考力を身に付けさせなきゃ」と難しいテーマや問いかけをしようと思う必要はありません。例えば、「どうして夏は暑いんだろう?」「どうしてマスクをするのかな?」といった当たり前なことを深掘りするものでもいいですし、「どうしてあの歌は人気なんだろう?」というように、子どもの興味のあるものを題材にするのもおすすめです。

 

まずは、子どもとの会話量を増やし、理由や原因を考える癖を促していくことが大切す。普段交わされる何気ない会話も、脳に刺激を与え、思考力を鍛える絶好の場となるでしょう。子どもの考えに寄り添い、親子での会話を楽しむことを意識してくださいね。

 

2.買い物で比較して考える癖をつける

思考力は、物事を比較して共通点や相違点、それぞれの特徴を見つけ出すプロセスの中でも磨かれます。その訓練として最適なのは、お買い物です。子どもと一緒にショッピングに出かけ「トマトが3種類あるけど、どれにしようか?」などと比較を促すような問いかけをしてみてください。

 

実際、私が子どもたちとお買い物するときの会話は以下の通りです。

  • 「なんで同じ商品なのに、こっちの方が安いのかな?」
  • 「お買い得品で夕飯作るから、献立を一緒に考えてくれる?」
  • 「裏面の原材料をみて、気になることはある?」
  • 「静岡県で作られているお野菜を探してみよう!」

 

などといった会話を通して、比較して考える観点や、お買い物の後のことまで考えられる力を磨けるようアプローチしています。親子で過ごす貴重な時間だからこそ、たくさんの疑問を一緒に考え、答えが見つけられた時はとても楽しいです。

 

3.タイムスケジュールを考える

目標やゴールから逆算して何をすべきかを計画することも、思考力を鍛えるのに役立ちます。逆算思考は、受験勉強や仕事など人生のあらゆる場面で役に立つ考え方です。

 

このトレーニングのためには、子ども自身にタイムスケジュールを考えさせるのがおすすめです。例えば、21時に寝るまでに宿題とテスト勉強を終わらせて、ゲームをする時間も確保すると考えると、どのように行動すべきか見えてきます。

 

このようにタイムスケジュールを考えることで、逆算思考の力を自然と磨いていくことができるはずです。また目標通りに計画が進めば、子どもの自信へと繋がります。その努力も一緒に喜びあえると素敵ですね。

 

4.積極的にお手伝いをさせる

自ら考えて実行まで完遂させる考え抜く体験が、思考力に磨きをかけます。考え抜くトレーニングをするためには、お手伝いを活用するのがおすすめです。

 

例えば、「週末の夕飯のメニューを考えて、買い物メモを作って」といったように、メニューを考え、必要な材料を洗い出し、冷蔵庫の在庫と見比べて買い物メモを作成すると複数のプロセスが求められるものだと、より実践的なトレーニングとすることができます。

 

 

また、お手伝いは学校や塾の勉強とは違うテーマや頭の働かせ方が求められるものです。普段と違う思考を訓練することにもつながります。家族団欒の時間も楽しめるので、一石二鳥です。

 

まとめ

 

「子どもの考える力を育てる方法!親子で成長する育児の楽しみ方とは?」はいかがでしたか?

 

思考力を育てるためのきっかけは、勉強だけではなく友達との遊びや保護者との会話など、日常のいろんなところに隠れています。そして、自ら行動に起こし目標を達成できたとき、子どもは自信を持ち自立するのです。

 

親御さんは可能な限り、子どもが考えて出した結果を、否定せず受け止める努力をしてくださいね。いったん受け止めたあと、社会のルールとしてはどうなのか、どんなふうに生かせる可能性があるのかなど一緒に話し合ってみましょう。

 

今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷

 

心理カウンセライングなら『リッチデイズ』で、心豊かな毎日を送りましょう。

 

心理カウンセラー 吉川宏美
『あなたの心に花まるを』
🌷ラーメンとスイーツをこよなく愛しています。
🌷二児のお母さんです。子どもと共に日々成長しています!
🌷「考え方の癖」や「悩みの根本原因」を紐解きながら、心豊かな日々を送りましょうね。

静岡県富士市の『ケア・サポート Rich days』
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