特に何かあったわけでもないのに、なんとなく気持ちがネガティブ思考になってしまう…そんなことありませんか?
「過ぎたことをいつまでも悔やんでしまう」「まだ先の未来を不安に思う」など、そんなネガティブな性格を変えたいと願う人は少なくありません。またネガティブ思考が癖づいてる人は、物事をポジティブに考えることが難しいと感じるでしょう。
それでは、なぜ人はネガティブ思考に陥ってしまうのでしょうか?そして、ネガティヴ思考を断ち切って、ポジティブ思考に変わる方法はあるのでしょうか?
この記事では、自分の感情をコントロールする3つの方法について徹底解説いたします。ネガティブ思考のループから抜け出して、あなたらしい人生を歩みましょうね!
✔人はなぜネガティブ思考になってしまうのか?
✔自分の感情をコントロールする3つの方法
✔五感を磨いてあなたらしく輝こう!
もくじ
ネガティブ思考に陥ってしまう原因は、人それぞれ異なります。
まずはネガティブ思考になる主な原因を一緒にみていきましょう。原因を見つけることは、改善への一歩につながります。
ネガティブ思考は後天的なものだと思われがちですが、実は遺伝の関係もあると言われています。
性格のうち遺伝の要素は3〜5割と言われていますが、生まれつきネガティブ思考になりやすい人もいます。そのため、無理やりポジティブ思考になろうとしても、上手くいかないと感じることもあるでしょう。
ネガティブ思考もあなたの個性の一つです。「ネガティブ思考はダメ」と自分を責めるのではなく、「これも一つの個性で、自分らしさなのかもしれない」と考えられると、気持ちが楽になるでしょう。
同上でもお伝えしていますが、ネガティブ思考になっている自分を責めてしまうことがありませんか?
「このままじゃダメだ」と思って、無理にポジティブ思考になろうと頑張る人も少なくありません。しかし、無理にポジティブになろうとするのは逆効果です。
アメリカ・ミシガン州立大学の研究でそれが証明されています。ネガティブな人に「前向きになれ」というと、逆に悲観的になってしまうのです。ありのままを自分を受け入れることが、ネガティブ思考から抜け出す近道でしょう。
自尊心が低い人は、自分自身のことを認めてあげられない傾向があります。思春期など、過去に感じた自分へのネガティブイメージが払拭できない人は少なくありません。
例えば、友達に悪口を言われたり、裏切られてしまたなど、そのような「被拒絶的体験」がきっかけで「自分が悪い」と思い込んでしまうのです。実際、ネガティブ思考が大人になっても抜けない人は多くいます。
自尊心が低いため、「自分なんか…」と思ってしまい、物事をネガティブに考えるようになります。物事を客観的にみる習慣をつけることで、少しずつ自尊心を高めていくことができるでしょう。
誰にでも一時的にネガティブ思考になってしまうことはあります。ネガティブ思考になるきっかけは、出来事ではなく捉え方に大きな問題があるのです。
ネガティブ思考を断ち切るには、ネガティブ思考に通じやすい自分の物事の捉え方を認識することから始めましょう。ここでは、自分の感情をコントロールする方法についてご紹介いたします。毎日簡単にできることなので、ぜひ実践してみてくださいね!
他人の気持ちを考える習慣をつけることは大切です。ネガティブな感情は、本能から生み出されます。人の気持ちになって物事を考えることで、自分勝手に解釈して怒っていたことがおさまることは多いです。
自己中心的な感情を押さえ、他人の気持ちになって考え直してみましょう。相手の立場を考える癖は、想像力を鍛えることにもつながります。その結果、無意識のうちに相手の立場を想像することができるようになり、気遣いの一言も自然と浮かんでくるようになるでしょう。
気持ちを切りかえるための努力を行いましょう。怒りの感情は6秒経つとおさまるといわれています。何かにイラッとしたり、ネガティブ思考になりそうな時は、一旦その場を離れ深呼吸したり、散歩したりするなどして、気持ちを切り替えることが大事です。
またネガティブなことしか考えられないときは、気晴らしに別の事を考えてみましょう。このことを代替思考と呼びます。一次的に思考が別の方向を向いてるため、ネガティブな気持ちを忘れられやすくなります。
ひとつの考え方にこだわり過ぎず、さまざまな考えを取り入れる、柔軟な思考を心掛けましょう。ひとつの考え方にこだわりすぎると、他人の意見が受け入れられずイライラしてしまいます。絶対にこうあるべきだと断定する考え方を見直すことが必要です。
心理学では「リフレーミング」といいますが、物事・出来事を違う角度から見ることで、捉え方が変わります。例えば、人の短所も、別の環境では長所になったりすることがありますよね?
このように、不安に思っている事柄も、違う視点から見るとチャンスやメリットになることもあります。物事・出来事を違う角度から見ることで、人間関係も良好になったり、ネガティブ思考を断ち切るきっかけになるでしょう。
心が落ち込んでいるとき、何もかも嫌だと感じている時は、ほぼ間違いなく、思考の中に閉じこもってしまっています。ぐるぐると回る不安や後悔が、心身の緊張を招き、そこから抜け出せなくなってしまっているのです。
実はこのとき、見る・聞く・感じるなどの感覚をシャットアウトしてしまっています。心も体もかたく閉ざしてしまっているので、人の話もうわのそら、文章を読んでいても頭に入ってこない、味も匂いもよくわからない……あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
そのようなネガティブ思考のループから抜け出すには、やはり五感をひらいていくことが重要です。脳が健康であれば、日々のストレスの影響を大きく受けることなく、心と身体を健やかに保つことができます。
目、耳、鼻、口(舌)、皮膚……五感をひらいていくほど、思考は静かになっていきます。息が入っていき、息が出ていく様子に注意を向けるのもよいでしょう。自然と心も体もひらいていき、軽やかで楽しい気分になってきます。くすんでいた世界が、色鮮やかで生き生きとしたものに、見えてくるかもしれません。
実は、現代人の多くは五感が鈍っていると言われています。その原因は、情報過多な環境にあります。私たちはスマホでは四六時中、情報を得ることができ、街に出れば広告や騒音に囲まれる生活をしています。
これらの情報を全てキャッチしていると、脳はパンクしてしまうため、知らないうちに五感を鈍感にすることでそれを防いでいるのです。あなたは、癒される場所で息抜きできていますか?自分の脳や心に無理をさせていませんか?
肌に触れる春の風の感覚、洗濯物を取り込んだ時に香るお日様の匂いなど、日常生活の中に、五感を刺激するものはたくさん溢れています。「気分が落ち込んでいるな……」と気づいたら、それは思考の中に閉じこもっているサインなので、あなたがリラックスできる時間を過ごしてくださいね。
「ネガティヴ思考を断ち切る!自分の感情をコントロールする3つの方法」はいかがでしたか?
ネガティブ思考というと、「悪いもの」「排除しないといけないもの」というイメージを持つ人が多いと思います。しかし、ネガティブ思考にも良い面があります。
例えば、ネガティブ思考な人はポジティブ思考な人と比べて、物事を真剣に深く捉えることができます。試行錯誤を重ねるので失敗しにくく、良いアイデアが浮かびやすいという特徴があります。
また自分が思いついたことを何度も熟考し再確認するので、リスクマネジメントにたけています。人の上に立つ経営者などは、ネガティブ思考な人が多いといわれています。あなたのネガティブ思考が、誰かの役に立つことも多いはずです。
「少しでも早くネガティブから抜け出さなくては!」と焦りすぎる必要はありません。ネガティブ思考になりがちな等身大の自分をまず認め、そこから自然にポジティブな気持ちに浮上していくのが良いでしょう。
自分の考え方の癖を改善したい、ネガティブ思考から抜け出したい方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、問題解決の糸口を見つけていきましょう。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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