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2024.9.20 心理カウンセリング個人的な悩み家族の悩み 思春期でイライラする原因とは?思春期を親子でイライラせず乗り越える方法!

中高生の子どもたちが直面する「思春期」。この時期には、他人からのちょっとした言葉や態度に傷ついたり、苛立ちを感じたりしやすく、反発もしやすくなります。あるいは、何をするにもやる気がでないこともあるでしょう。

 

成長過程の中高生は、様々な要因でストレスを抱えています。現代はストレス社会とも言われますが、大人だけの課題ではなく子どもにとっても深刻な問題です。体調を崩したり不登校になったりするケースも珍しくありません。

 

それでは、思春期にイライラ・無気力なってしまう原因とは、一体なんなのでしょうか?そして、思春期を親子でイライラせず乗り越える方法はあるのでしょうか?

 

この記事では、中高生とはどのような時期なのか、なぜイライラしたり大人に反発したりしてしまうのかを徹底解説いたします。思春期で不安定な子どもの感情とうまく付き合うコツが知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

このブログで学べること

✔思春期にイライラ・無気力になる原因とは?

✔不安定な中高生の時期におすすめの過ごし方

✔思春期の子どもに親がしてあげられること

 

思春期でイライラする原因とは?思春期を親子でイライラせず乗り越える方法!

思春期を親子でイライラせず乗り越える方法! 思春期でイライラする原因とは?

 

あんなに可愛かった子どもに、「うるせー」「ババア!」「ジジイ!」と言われたり、何を言っても無視されると、親としての自信を失いますよね。「育て方を間違えたのか…」と、ひどく落ち込む方も少なくありません。

 

しかし、そこまでひどく落ち込むことはありません。あなたは親として立派に子どもと向き合っています。思春期は、大人と子どもが入り混じり、せめぎあう時期。体や心の急激な変化に、子ども自身も戸惑っているのです。

 

ただ頭では理解できるものの、実際に子どもの変化を目にしたら、びっくりしてしまうの当然でしょう。まずは、思春期にイライラ・無気力になる子どもへの理解を深めることが重要です。

 

ここでは、思春期にイライラ・無気力になる原因についてご紹介いたします。我が子を「ひとりの人間」として考えながら見ていきましょうね。

 

原因1.思春期特有のホルモンバランスの影響

子どもは思春期を迎えると、性ホルモンの分泌が急激に増え、男女ともに心身が不安定になりやすくなります。そのため、理由もなく気持ちがモヤモヤし、ちょっとしたことにも感情が刺激され、苛立ってしまうことがあるのです。

 

また、思春期には自分自身に意識が向くようになるため、体形や見た目をとても気にしやすくなるものです。例えば、周りから「ぽっちゃりしている」「色が黒いね」などと批評されると、とても傷つき、恥ずかしく感じたりします。

 

このように、「自分はどんな人間なのか」を客観的に見られるようになってきて、将来なりたい自分の姿も具体的にイメージするようになります。ところが、中高生である自分はまだまだ未熟な面も多いです。

 

自分が理想とする将来の姿とのギャップをどう埋めたら良いのかがよく分からなくなり、イライラするようになってしまうのです。

 

原因2.仲間関係のプレッシャーとストレスによる疲れ

思春期の子どもとって、「仲間からの承認」は「社会からの承認」と同じ意味を持ちます。「自分は仲間から認められている」という実感が、「自分は社会のなかでもうまくやっていけるだろう」という自信を生み出すからです。

 

しかし、「仲間からの承認」を得るのは簡単なことではありません。仲間外れにされないために、興味のない話題につきあい、多数派の意見に従い、うまくやっていかなければなりません。仲間に見下されないように、グループ内の空気を読んで明るい雰囲気をつくりだすなど、気を遣う場面も多いでしょう。

 

こうした努力は、自分自身のコミュニケーションの力を伸ばすことに役立ちますが、その分、ストレスもたくさん抱えてしまいます。そのため、仲間関係でたくさん気を遣った分、溜まったストレスを家庭に持ち込み、家族にあたってしまうこともあるのです。

 

原因3.自立の始まり

「早くお風呂に入りなさい」「今宿題やりなさい」など、「~しなさい」と親が指示することに対して、子どもが無視したり反抗的な態度をとったりするようになってきたら、「自立の始まり」と考えましょう。

 

また中高生になると、勉強や部活でも自主性が求められようになります。しかし、親からも先生からも、まだまだ自分の思い通りにさせてもらえず、「もう子どもじゃないのに!」と、苛立ちを感じやすいのです。

 

逆に、急になんでも「自分で決めなさい」と言われて不安になりやすい時でもあります。子どもの苛立ちを感じた時は、「自分の行動を自分で決めようとし始めているんだな」と、子どもの気持ちを尊重することも大切です。

 

不安定な中高生の時期におすすめの過ごし方

 

子どもから大人へと成長していく中学生の心の中には「子どもの自分」と「大人の自分」の両方が同居しています。「早く大人になりたい!」という気持ちがある一方で、子どものままでいたい気持ちもあり、些細いなことで感情が大きく動かされやすくなっているのです。

 

とは言え、イライラしてばかりいると、自分自身も疲れてしまいます。誰にでも訪れる思春期だからこそ、どのように過ごすかが重要です。ここでは、心が動きやすい中学生の時期におすすめの過ごし方をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

 

1.夜寝る前に一日の出来事を振り返る

夜寝る前に布団の中で思い返したり、あるいはノートに書き出したりなどして、その日一日のことを振り返ってみましょう。一日のどこかのタイミングで時間を取って自分と向き合うということはとても重要です。

 

自分は将来どうなっていたくて、今何に取り組んでいて、現状をどう感じているのか。自分が何を目指しているのかを把握しておくことは、人生における灯台のようなものです。

 

客観的に自分のことを振り返ることで気持ちを整理し、落ち着かせることができます。

 

2.自分だけのリラックス方法を見つける

音楽を聴く・お風呂に入る・ランニングするなど、自分だけのリラックス方法を持っておくと、思春期の時期だけでなく大人になってからも役に立ちます。

 

また、普段パソコンやスマートフォンなどの使用時間が長い人の場合は、光の刺激を受けて脳が疲れています。そのため、お風呂に入るときは、照明を落として時間をかけてゆっくり入浴すると、それだけで疲れが取れるでしょう。

 

今の自分の気持ちの持ち方を少し変えるだけで、心をリラックスさせる事ができます。

 

3.カウンセリングを受ける

イライラしている、やる気がないからといって、それがすべて悪いわけではありません。イライラや無気力は心のサイン、SOSであることが多いからです。一般的に、SOSを出さずに頑張ってしまう子どもほど鬱になりやすいといわれています。

 

つまり、イライラや無気力の感情を出す子どもは、無意識的に自分の心のバランスを保とうとしているのかもしれません。そのため思春期の子どもは、ストレスを溜め込みすぎて、急に心を閉ざしてしまうことがあります。

 

もし、家族や友人に相談できず、一人で悩みを抱え込んでいる場合は、心理カウンセリングを受けることがおすすめです。第三者のカウンセラーだから、自分の本音を話せるのです。

 

誰かに自分の気持ちを話すことで、自分の気持ちを整理したり、落ち着かせることができます。悩みは一人で抱え込まず、まずは誰に話ができる環境を作ることが大切です。

 

思春期の子どもに親がしてあげられること

 

ここまで、思春期の子どもの感情について理解を深めてきました。成長過程の中高生の思春期とは、想像以上に難しい時期です。親御さんもどのように我が子に接すれば良いのかわからず、悩んでいる人も多いでしょう。

 

ここからは、思春期の子どもに親がしてあげられることをご紹介いたします。我が子のことを考えながら、一緒に見ていきましょう。

 

1.子どもに過剰な期待をしない

子育てをしていると、わが子に対して「どうしてこんなこともできないの?」とイライラしたり、口うるさく注意してしまうことはありませんか?

 

「どうして○○できないの?」と感じていることの裏側には、「あなたが子どもに期待していること」が隠されているのです。親は無意識に自分の理想とする姿を子どもに話しています。子どもは親の言動から敏感にその期待を察知しプレッシャーに感じている可能性があります。

 

まずは、子どもを思い通りにしようと期待する自分の思いをあきらめることを意識しましょう。そうすることで、子ども自信で考え行動できるようになり、自立心が自信へとつながります。

 

2.親子で自然に考える環境をつくる

イライラしているから、やる気がないからといって、無理やり解決できるものではありません。これらは、心が安定し安心していると自然発生的に解決するものなのです。

 

心の安定のためには、「イライラの原因はどこにあるのか?」「やる気がでないのはなぜか?」など、リラックスして本音を言える環境が必要になります。

 

子どもがやりたいことに迷っている場合は、イメージを膨らませられるように、経験談など具体的な話をしたり、実際に場に連れていくことも良いでしょう。

 

いじめられるのが怖い、失敗するのが恥ずかしいなど、子どもの弱い面もすべて受け止める、親にはそんな広い器が求められます。

 

3.子どもとの暮らしを楽しむ

子育てを、「義務」や「成功や失敗」、「やらなければいけない課題」のように感じている親御さんは少なくありません。しかし、一度視点を変えて、子どもと過ごす限られた時間を、楽しく過ごしてはどうでしょう?

 

子どもとの時間を親も楽しむ、親は子どもを喜ばせることに徹する、そういう育児の姿勢があっても良いですよね。親が子どもとの暮らしを楽しんで、子どもの存在をただうれしく受け止めていれば、子どもは自分のことが好きになります。

 

自分のことが好きになれば、「世の中は楽しいことで溢れている」と思えるようになり、その子の良いところが育ちます。その結果、幸福な人生を送ることができる可能性が高まるのです。

 

あなたと子どもは別々の人間であり、別々の人生を歩みます。「この子は、大丈夫。なんとかやっていくだろう」と信じることで、子育てを重荷に感じず、リラックスして我が子と向き合うことができるのではないでしょうか?

 

子どもへの自分の気持ちを信じて、自分の想いを信じることをお忘れにならないでくださいね。

 

まとめ

 

 子育てに疲れたときは、我が子の幼い頃の写真を見返してみてください。子どもに与えたものより、「与えられもの」の方が 大きいことに気づくでしょう。「この子は、愛するに値する存在だ」と信じ続けることが、思春期を乗り越える秘訣です! 

 

「思春期でイライラする原因とは?思春期を親子でイライラせず乗り越える方法!」はいかがでしたか?

 

思春期のイライラは、子どもから大人へと成長する過程には誰にでも起こり得ることです。あなたも不安定な思春期を乗り越えて、今の幸せを手に入れたはず。

 

思春期は、親子で手を取り合って、一緒に成長する時期です。親御さんは、迷いや悩みが多い反面、喜びや楽しみも増えます。ぜひ、子どもの成長を温かく見守ってあげてくださいね。

 

もし、あなたが「子ども思春期がひどくて辛い」「どのように接したら良いのかわからない」とお悩みであれば、ぜひカウンセリングを受けてみてください。カウンセラーと対話することで、自分の心としっかりと向き合うことができます。

 

あなたの人生が、より豊かな毎日になりますように😌🌷

 

心理カウンセライングなら『リッチデイズ』で、心豊かな毎日を送りましょう。

 

心理カウンセラー 吉川宏美
『あなたの心に花まるを』
🌷ラーメンとスイーツをこよなく愛しています。
🌷二児のお母さんです。子どもと共に日々成長しています!
🌷「考え方の癖」や「悩みの根本原因」を紐解きながら、心豊かな日々を送りましょうね。

静岡県富士市の『ケア・サポート Rich days』
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