みなさんは、家事の分担をご夫婦でどのように決めていますか?共働き夫婦にとって、日々の暮らしをいかに円滑に過ごすかは大きな課題です。特に、子育て世代のご家庭であれば尚更でしょう。
「時間があるほうが家事育児をやればいい」「給料が高いほうが仕事に重点をおけばいい」など、ご家庭によって考え方はさまざまです。しかし、納得した形で分担できないと家事のストレスが夫婦喧嘩の原因になることもあります。
過度な負担はストレスになり、夫婦関係がギクシャクしてしまっては辛いです。それでは、家事分担でイライラせず、共に支え合える夫婦になるには、どうすれば良いでしょうか?
この記事では、家事がストレスになる原因と対処法について徹底解説いたします。夫婦喧嘩が絶えないご家庭の方、不満を抱えながらモヤモヤと家事をしていた方は、ぜひ参考にしてくださいね。
✔家事がストレスになる原因とは?
✔共働き夫婦が円満に家事分担する方法7選
✔共働きでも夫婦円満!
もくじ
夫婦喧嘩が起きる家事分担には、どのような原因があるのでしょうか?
ここを理解できれば、夫婦喧嘩を防ぐことができるはずです。ご自分のご家庭に置き換えて考えてみてくださいね。
家事分担をするにあたり、一歩も踏み出せていない状態ではありませんか?例えば、妻が18時に帰宅するに対して、夫が23時半に帰宅するといった場合、家事が出来る時間に大きな差が生じている場合は仕方ありません。
この場合は、そもそも家事をしたくても時間がありません。しかし、妻が料理をしている時にゴロゴロ寝ていたりゲームをしたりしていませんか?あるいは、帰宅して家事をしたくないから無駄に残業をしているなど。
もし当てはまっていたら「家事分担の平等バランス」が崩れている証拠です。夫・妻、いずれかに負担が偏ってしまうと、ストレスが溜まり夫婦喧嘩や体調不良の原因になります。家にいる時間を効率よく利用して家事分担していきましょう。
「家事をしなければ、妻の機嫌が悪くなるのは分かっているけど、どこから手をつけていいのかわかない…」と悩む夫は多いです。そんな夫の姿をみて、妻はイライラし出します。このイライラし出した妻が怖くて、夫は余計に困ってしまうのではないでしょうか?
それでは、なぜ妻はイライラするのでしょうか?妻がイライラする理由として、以下の例が挙げられます。
つまり、相手の家事能力の低さにイライラしてしまうのです。特に、完璧主義の妻は、理想通りに家事ができなかったり、パートナーの家事のクオリティが低かったりするとストレスを感じます。
しかし、「何をすれば良いのか分からない」と考えているのは、夫に家事を手伝う気持ちがある証拠です。夫婦間でコミュニケーションを取って、家庭の家事ルールや分担を決めておけば「悩む時間」を減らすことができます。
同上と似ていますが、良かれと思ってリビングの拭き掃除をしたけど「部屋の隅が汚い」「やり方が雑すぎる」と細かく指摘されて、イライラしてしまうケースもあります。
さらに妻が家事をやり直してしまった場合など、自身の行為が無駄だったような気持ちになるでしょう。せっかく夫自ら家事をしても、妻からの小言に不満が溜まってしまうこともあるようです。 夫の家事のやり方に、不満があっても伝え方には充分注意しましょう。
そして、家事といっても、料理・洗濯・掃除以外の「名もなき家事」が、生活をしているとたくさんあります。例えば、洗剤、ハンドソープ、シャンプーの補充なども立派な家事です。あなたは、トイレットペーパーを使い切って芯だけ残していたりしていませんか?
このような名もなき家事はほんの1分もあれば出来ることだけど、積み重ねるとイライラが溜まってしまい、喧嘩の素となってしまいます。細かな気遣いが夫婦円満の秘訣です。
うまく家事分担することができれば、円満な夫婦関係が築けて不満も減っていきます。
ここでは、円満に家事分担をするポイントを7つ紹介していきます。 今できることから、一つずつでも実践することで、円満な家事分担に近づくはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
夫婦間で、得意な家事はそれぞれ違うはずです。お互いに得意な家事を担当することで、少しでも家事をするストレスを減らしましょう。また、家事の効率という面でもメリットがあります。
苦手や億劫を感じる家事はストレスが溜まりますが、得意分野なら楽しく家事ができますね。 また分担する場合は、分担表を作るなど目で見て確認できるようにするのがおすすめです。「誰が何をするか」を紙に書き出し、家族みんなで協力できるとよいですね。
家事の完成度の水準が高いと、理想通りに家事ができなかったり、パートナーの家事のクオリティが低かったりするとストレスになりがちです。家事の完成度や夫婦共にお互いに求める水準を下げることで、気持ちゆとりが持てるでしょう。
例えば、「明日まとめて洗濯すればいいや」「とりあえずここに重ねておいて、週末まとめて片付けよう」というように、ほどほどの家事にしてみると、ストレスが軽減できるかもしれませんね。
気付いたときにすぐやることで、家事の負担を大きく減らせます。例えば、お風呂に入っていたときに気になる汚れを見つけたら、その場で掃除してしまいましょう。
気付いたときに家事をやってしまえば「作業が溜まらない」「パートナーに負担をかけなくてすむ」などのメリットがあります。時間に余裕があるとき、できるときにやってしまえば家事は溜まらないので、早めに取り掛かるように意識しましょう。
「やらなきゃいけない」と感じている家事の中に、実は回数を減らせるもの、やらなくてもいいものはありませんか?例えば、日中は仕事で家にいないのであれば、毎日隅まで掃除機をかけずに、歯磨きをしながらハンディモップをかけるだけでもよいでしょう。
また、ごみ捨てが面倒と感じるなら、ごみ箱の数を減らしてしまえば、ごみを集めたりゴミ袋を掛けたりする手間が減ります。必ずやらなくてはいけないものは最優先に、急ぎでない・重要でない家事は頻度を減らしたり、ゆるくしたりと、優先順位をつけてみましょう。
家事で夫婦間のストレスを溜めるぐらいなら、便利な家電を使うのは良い手です。現在は、高機能な家電製品が増えています。家事の量は、家電の機能によっても削減できます。今後はもっと家電製品によって削減できる家事は増えてくるでしょう。
新製品を買うのが高いときは、中古も検討しましょう。買い替えによって、省エネや時短にも繋がるのではないでしょうか?また、家事代行サービスも活用することも家事負担の軽減につながります。
家の中を見直して、家事がしやすい部屋にしてもよいでしょう。特に、入居時はおしゃれさや見栄えをメインにインテリアを配置していた場合、改善の余地が大いにあるかもしれません。
導線を見直したり、収納場所やゴミ箱の位置を見直したりして、生活しやすいようにできる場所がないか、見直してみましょう。新しく住宅を建てる場合は、「家事室」や「ファミリークローゼット」を取り入れるなど、家事のしやすさを考えて設計してもよいですね。
あなたは、家事をやってもらうのが当たり前だと思ってはいないでしょうか?たしかに家事は日常生活の一部なので、感謝の気持ちが薄れてしまうことがあるでしょう。
しかし、無償で家事をやってくれるパートナーに、感謝の気持ちを感じる場面はたくさんあるはずです。ぜひ、それを言葉にして伝えましょう。 日頃の感謝を言葉にするのは恥ずかしいかもしれませんが、感謝されて嫌な気持ちになる方はいないはずです。
ちょっとした時に相手への好意、感謝を伝えることで、夫婦間のムードは良くなります。言葉で伝えるのが苦手なら、抱きしめたり、プレゼントを買ってくるなどもひとつの方法ですよ。
夫婦とは本来、「家庭を維持するために協力するもの」です。共働きでお互いに忙しくても、家族として、あるいはパートナーとして、ふたりの人生の理想を叶えていけたらいいですね。
そのためには、夫婦での「対話」がなによりも大切です。普段からコミュニケーションを取り合い、お互いに思いやりを忘れずに接することを心がけていくことですれ違いを防ぐことができます。
つまり、コミュニケーション不足が原因で、夫婦間で家事分担がうまくできていないというわけです。現代は共働きが当たり前の時代です。どちらかに負担を大きくかけることのないように「お互いに支えあい、成長出来る夫婦」になれるよう、話し合ってみてください。
そして、「相手が自分なら」と常に考え行動に移すことが重要です。相手の立場になって気遣いのある行動ができれば、居心地の良い関係を築くことができます。これこそが、夫婦円満の秘訣です。共働きであろうとなかろうと、これは常に心がけておきたいですね!
「家事の分担で夫婦喧嘩が絶えない!家事がストレスになる原因と7つの対処法」はいかがでしたか?
仕事をしながらの家事は、上手に分担・工夫することで負担を軽減できます。しかし、家事分担の認識が夫婦でズレていると不満が溜まってしまい、険悪なムードになってしまうこともあるでしょう。 仕事をしながら家事をこなすのは、想像以上にとても大変なことです。
もし、今までのやり方でストレスになっている場合は、夫婦としてお互いが協力して、ストレスを軽減できる方法を一緒に考えてみるといいでしょう。夫婦どちらかに家事の負担が偏りすぎることなく、お互いを尊重しながら助け合ってくださいね。
夫婦で問題解決できないときは、夫婦カウンセリングを受けることがおすすめです。カウンセラーという第三者の意見を参考に、夫婦仲を良好にするきっかけを見つけていきましょう。
今日もみなさんにとって、素敵な一日になりますように🌷
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