子供が「学校に行きたくない!」と言ってきたら、あなたは子供に対してどのように接するでしょうか?
子どもには、笑顔で学校に行ってほしい……。親であれば、みなさんそう思うでしょう。しかし、子どもも一人の人間です。学校に行きたくないと話をしてくるときもあります。そのような時、お母さんお父さんは、お子さんにどのような声かけをしていますか?
実は子供が「学校に行きたくない」と話してきたら親子で成長チャンスです!それでは、このチャンスを活かすためには、どのように子供と向き合えば良いのでしょうか?
そこで今回は、学校に行きたくない子どもに対する声かけについて、二児の母である私の実体験をもとにお話をします。
✔子どもが「学校に行きたくない」と言ってきたときの対処法
✔親子喧嘩しない秘訣
✔子どもとの正しい向き合い方
もくじ
子どもが学校に行きたいないと話すときには、何かしらの理由があります。ただ単に、学校に行くのが面倒なだけかもしれませんが、それも一つの理由だと思ってください。
しかし、親としては、学校に行きたくないという子どもに対して、「学校に行ってほしい」という気持ちが先行してしまうと思います。なぜなら、「もう二度と、学校に行けなくなってしまうかもしれない」と思うからです。
なので、頭ごなしに「学校に行きなさい」と言ってしまったり、子どもを問い詰めてしまうのです。しかし、ここでおわかりの通り、親と子では、悩んでいる本質にズレがあります。
子どもは学校に行きたくないと悩んでいるのに対して、親は学校にいかない子どもについて悩んでいる。これでは、親子の関係に溝が生まれてしまいます。
大きな溝を生まないため、子どもが学校に行きたくないと話してきたときの親の態度としてポイントは3つです。
子どもの話の腰をおらず、最後まで話を聴きましょう。子どもも、自分が学校に行きたくないと言ったとき、親がどのような反応をするか大体わかっています。良い顔をしないこともわかっています。
だからこそ、子どもの気持ちを尊重する姿勢で、最後まで話を聴いてあげましょう。話を聴いてあげるだけで、問題解決することもあります。
「学校で嫌なことがあったの?」「悩みがあるの?」と必要以上に問い詰めると、子どもは嫌悪感を抱きます。学校での出来事を自由に話して、好きなこと楽しかったこと、色々じっくり聴いてあげてください。
子ども自身に、日々の楽しみをみつけるヒントを与えてあげることが大事です。
子どもが「学校に行くよ」と言ったとき、過度に喜んではいけません。なぜなら、親を悲しませたくない、心配させたくないと、大きなトラブルを抱えていても相談できなくなってしまいます。
学校に行くと言ったときは、笑顔で「今日は楽しんで!」と一言、前向きな言葉をかけてあげましょう。そして、子どもが学校から帰ってきたとき、笑顔で「おかえり」と出迎え、一日の出来事を聴いてあげてください。大切なのは、安心感を与えてあげることです。
学校という小さな社会で日々戦っています。楽しいことも嫌なこともあって、それは大人も子どもも同じです。
私の娘も、学校に行きたくないと言い、保健室登校していたことがあります。その時はとても不安で、「このままずっと学校に行けなくなってしまうかもしれない」と思いました。しかし、今では毎日笑顔で学校に行っています!家より学校が好きなくらいです(笑)。
どうして、このように子どもの気持ちに大きな変化があったのかというと、「楽しみは自分で見つけるもの」と、子ども自身で気づけたからだと思います。
親が子どもにできることは、安心できる居場所を作ってあげることです。その居場所さえあれば、強く逞しく成長します!学校にいくとき、「いってらっしゃい!今日も一日楽しんで!」と笑顔で送りだしてあげましょう。
子どもの可能性を信じて、対等な立場で向き合うことが大切です。
世のお母さん、お父さんはとても頑張り屋さん。一人で悩まず、いつでもご相談くださいね。みなさまにとって、今日も素敵な一日になりますように。
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